現在放送中のアニメ『デカダンス』は、アニメ『幼女戦記』などを手掛けるスタジオ・NUTの完全オリジナルアニメ。
漫画やライトノベルが原作ではないので、「この先どのような展開になるのか?」というの分からないので楽しみ。
現在、10話まで放送済みで、あと数話で最終回。10話まで見た感想と、世界観、あらすじなどを紹介。ネタバレを含みます。
【ネタバレ】デカダンスの世界観とあらすじ
『デカダンス』は漫画やライトノベルが原作ではないので、「最終回はどのような展開になるのか?」というのは放送を見てのお楽しみ。現在、10話放送済みで、残りは11話と、12話のみ。
#デカダンス🤖雑談🤖
残すところ第11、12話の放送なので、カブラギさんだけじゃなくて他のキャラクターたちも…と思いフギンさん4枚集めてみました。かっこよくて悔しいですね…🕶🔫⚡️#DECA_DENCE pic.twitter.com/8eTnLACslH
— TVアニメ「デカダンス」公式 #デカダンス公式ファンアート企画 #デカダンス公式質問箱 募集中! (@decadence_anime) September 13, 2020
『デカダンス』が放送されているのは、CSや一部の地域のみで知名度は低め。第1話はアベマなどで無料で見ることが出来ます。1話を見て「面白い!」と思ったら、残りは有料で見れます。
2話で1話の世界観が壊れる
1話は無料公開されていて、見ると結構面白い。気になったので2話以降も見てみましたが、2話を見て「はぁ?またこれか・・・」でガッカリ。いわゆる「転生」ものです。
1話では転生してる感が無かったので「面白そう」と思ったのですが、2話で転生ものだということが冒頭でバラされます。しかも、ゲーム内に転生するという一番萎えるパターン。
ゲーム内に転生するものが萎える理由としては、どんなに主人公が強くてかっこよく登場しても、「お前、ベットに寝てるだけやろ・・・」というのが頭から離れず、全てがチープに見えてしまいます。
デカダンスも、「また、こういう感じか・・・」とちょっとガッカリしたのですが、見続けていくと結構面白い。
他の転生ものとは違う
アニメは、ランキングに上がってるものを暇なときに見るぐらいなので、そこまで詳しくはありませんが、デカダンスは私が見た他の転生ものとは若干違ってました。
他のアニメだと「現実世界からゲームや異世界に転生する」というものが多いですが、デカダンスは、同じ世界(地球)の中で、ゲームをプレイするゾーンに転生するというもの。
つまり、異世界に転生するのではなく、ゲームキャラクターの遠隔操作。
デカダンスの世界観
時は西暦2400代後半。環境汚染により文明は崩壊、国も無くなり人間はほぼ生き残っていない世界。
地球の支配権を持ってるのがサイボーグで、サイボーグが作った巨大企業「ソリッドクエイク社」は全人類の所有権を保有している。
引用 アニメ デカダンス公式
「ソリッドクエイク社」はユーラシア大陸に巨大なドーム状の娯楽施設を開発。ドーム内はサイボーグがゲームを楽しむための施設であり、ゲームのプレイエリア。そして、このゲームの名前が「デカダンス」と呼ばれている。
サイボーグ達は通常は、ソリッドクエイク社の飛空艇みたいな乗り物内にいますが、ゲームをプレイするときは「素体」と呼ばれるゲーム内のキャラクターに転生してゲームをプレイして遊んでいる。
ガドルとは?
ガドルとは、デカダンス内で登場する未知の生物とされているが、実際は、サイボーグたちがゲーム内の戦いを楽しむために、「ソリッドクエイク社」が作っているモンスター。
ガドルの体内には「オキソン」と呼ばれる血液が流れている。オキソンはサイボーグ側の万能エネルギーで、戦闘や、デカダンス(巨大移動要塞)のエネルギーとしても使われる。
ガドルと戦えるのは、戦闘民族の「ギア」と呼ばれる人間。実態は、人間に転生したサイボーグで、ゲーム内の戦闘をただ楽しんでるだけ。人間の中にも一部戦える人間はいて、主人公「ナツメ」もその一人。
デカダンス内の人間
引用 アニメ デカダンス公式
サイボーグがプレイしているゲームを「デカダンス」と呼ばれているが、名前の由来は巨大移動要塞デカダンス。巨大移動要塞デカダンスはオキソンをエネルギーとして動いていて、移動もできるし攻撃も出来る。
要塞内には「タンカー」と呼ばれる人間が住んでいて、要塞の管理や「ギア」のサポートなどを行ってる。
タンカーは地球に生き残ってる本物の人間で、サイボーグの存在や、ガドルの正体などは全く知らず普通にガドルの襲撃におびえながら暮らしている。
人間側は何も知らない、サイボーグ側は全てを知ってる、という世界観。サイボーグ側からすれば、人間はNPC的な存在でしかなく、クエストを面白くするために人間を囮として使うこともある。
【ネタバレ】デカダンスのあらすじ
「ナツメ(人間)」と「カブラギ(サイボーグ)」の話。カブラギは元々サイボーグ脳で、「全てはシステムに管理されている」という考えだったが、ナツメと出会い、徐々に人間的になっていく。
最終的にカブラギは、ナツメと協力し、「デカダンス」を破壊するために「ソリッドクエイク社」に乗り込みシステムを破壊する。
ナツメは、この世界の仕組みを知らずカブラギに協力するが、最終的には、この世界は作られたゲームの世界だということを知る唯一の人間になってしまい絶望する。
あとがき
2話で「転生もの」だということがわかり「ありがちなアニメ」だと思ってたら、結構面白くて最後まで見ました。
残すは11話と12話のみ。最終回でどんな展開になるのか楽しみです。
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