「どんぎつね」アニメCMのストーリー 15秒の物語を考察

「どんぎつね」アニメCMのストーリー 15秒の物語を考察

どん兵衛のキャラクター「どんぎつね」のCMがアニメシリーズ化されています。

15秒の短いアニメなので、意識して見ないとストーリーがあることすら気づきません。

「どんぎつね」CMはどんなストーリーが描かれているのか?

15秒で描かれるストーリーのまとめです。

スポンサーリンク

「どんぎつね」アニメCMのストーリー

「どんぎつね」のアニメCMでは、どんなストーリーが描かれているのか?

15秒という短い時間なので、ストーリーを理解しようとして見ないと何となくで終わってしまいます。

アニメCMの第1弾と第2弾は、吉岡里帆さんと星野源さんバージョンのリメイク。

吉岡里帆さんのどんぎつねは、星野源さんが部屋でどん兵衛を食べているときに、突然部屋にどんぎつねが現れるという展開でしたが、アニメではストーリー性が強くなっています。

「どんぎつね」アニメ 第1弾CM

どん兵衛の公式ページに、登場人物とストーリーの一部が紹介されています。

どんぎつね アニメ第1弾の登場人物とキャラ設定

・秋祭りのどんぎつね CV:小川あん

少女にも見えるし、1000年以上生きてるようにも見える不思議なたたずまいの、どんぎつね。

・境内の男 CV:戸谷菊之助

東京の大学生で、友達も彼女もいない。秋休みに帰郷し、地元の神社の境内でどん兵衛を食べている。

関連記事:第1弾どんぎつねのセリフが棒読み>どん兵衛 アニメCMの声優は誰?キツネの女の子のセリフが棒読みすぎ

公式「どんぎつね」第1弾アニメのストーリー

昼下がりの、神社の境内。
東京から里帰りした一人の少年が、どん兵衛のきつねうどんをすすっている。
すると突然、目の前にどんぎつねが現れた。
「いつからそこに?」「ずっと前から」
湯気の向こうに見える彼女は、どこか神秘的な雰囲気を纏っている。
青年は、そんな彼女に徐々に惹かれていく。
二人で過ごした秋祭りの夜は、まるで幻のように美しかった。
「どんぎつねさん、来年の秋祭りも一緒に」
そう言って、青年が振り返ると・・・。
続きは本編のCMで。

引用 日清どん兵衛公式

「続きはCM本編で」と書いてありますが、このストーリー自体がCMそのものなので、CMでは続きは見ることは出来ません。

第1弾CMを見てストーリーを考察

公式ページに書かれてあるストーリーが、CMそのものなので、見てる側がCM本編を見て、自分なりに深堀りしていくことで、15秒で描かれるストーリーが理解できます。

どんぎつねの正体は?

どんぎつねの正体は、CMで描かれる神社にあるキツネの石像の化身。

キツネの石像があることから、この神社は稲荷神社で、キツネは、神社に祀られている神様の眷属。

また、メガネの男が、お揚げを食べると「痛っ」と言うことから、どん兵衛の上に乗ってるお揚げの化身とも言えます。

「どんぎつね」が神社にあるキツネの石像であり、どん兵衛のお揚げの化身でもあるという設定は、第一弾のアニメだけの設定。

どん兵衛の公式ページでは、「どんぎつね」のことを「八百万(やおよろず)のどんぎつね」と書いています。

八百万(やおよろず)のどんぎつねとは?

八百万(やおよろず)は、数がきわめて多いこと。

つまり、「どんぎつね」は世の中にものすごくたくさんいるということ。

第一弾のアニメで描かれる「どんぎつね」は、八百万のどんぎつねの1体にすぎず、全ての「どんぎつね」が稲荷神社のキツネの石像ではないということになります。

「どんぎつね」は、「どん兵衛の上に載ってるお揚げの化身」で、どん兵衛の数だけ「どんぎつね」がいるということだと予想出来ます。

どんぎつねが最後に消える理由

どんぎつねが最後に消えるのは、メガネの男性がどん兵衛のお揚げを食べてしまったから。

男性がお揚げを食べきってしまったことで、お揚げの化身でもある「どんぎつね」が消えて、キツネの石像の姿に戻ります。

その証拠として、秋祭りで買ってきた金魚がキツネの石像の横に置かれているシーンが描かれています。

関連記事:吉岡里帆さんがCMに出ない理由と第1弾アニメの最後にどんぎつねが消える理由>どんぎつねが消えた理由 吉岡里帆?それともアニメの最後?

スポンサーリンク

「どんぎつね」アニメ 第2弾CM

アニメCM第2弾も、吉岡里帆さんと星野源さんのCMのリメイク。

部屋の中で星野源さんが、天ぷらそばを食べているところに吉岡さんのどんぎつねが現れ、「裏切りの音がする」、そのあと星野源さんが「耳そこなんですか?」と、アニメと流れは全く同じ。

吉岡さんと星野源さんのCMでは、部屋の中で完結していましたが、アニメでは、舞台が大正時代となっていたり、どんぎつねが走って登場するなど、ストーリー性が強くなっています。

どんぎつね アニメ第2弾の登場人物とキャラ設定

・どんぎつね CV:早見沙織

おてんばで、せっかち。喜怒哀楽が分かりやすく、天ぷらそばのことは恋敵だと思っている。

・大正ロマンの男 CV:小野賢章

帝国大学に通うエリート学生。芥川龍之介などの文豪に憧れている。恋愛に対しては鈍感で奥手。好物は天ぷらそば(どんぎつねには内緒)

関連記事:アニメ第2弾の声優の他のアニメは?>どん兵衛アニメCM メガネ男の声優は何のキャラの声?「どんぎつね」第2弾

公式「どんぎつね」第2弾アニメのストーリー

大正時代の街並み。
路面電車で横を、人並み外れたスピードで駆けていくどんぎつね。
急いで青年の家に行くと、そこで目撃したのは天ぷらそばを食べている青年の姿。
「きつねうどんじゃない!」
ぷくっと、むくれるどんぎつね。
サクサクと美味しそうな天ぷらの音も、裏切りの音に聞こえてしまうようで・・・。
この続きは、本編のCMで。

引用 日清どん兵衛公式

第2弾CMを見てストーリーを考察

第1弾のCMと、第2弾のCMで違うのは、「どんぎつね」と男の関係性。

第1弾の「どんぎつね」とメガネの男は、初対面でした。

しかし、第2弾の「どんぎつね」と大正ロマンの男は初対面ではないということがCMを見てるとわかります。

どんぎつねは大正ロマン男のことが好き

「どんぎつね」は、大正ロマンの男が好きというのは、公式のキャラ紹介とCMを見てると分かります。

以前、きつねうどんを食べたときに出現したであろう「どんぎつね」は、大正ロマンの男を好きになってしまった。

しかし、大正ロマン男は、恋愛に鈍感で奥手なので、「どんぎつね」の気持ちには気づいていない。

きつねうどんではないのでその場に現れない

男は、「どんぎつね」の自分に対しての気持ちに気づいていないので、悪びれる様子もなく好物の天ぷらそばを食べている。

男が食べているのは、きつねうどんではないなので、「どんぎつね」はその場に現れることは出来ず、男のもとに走っていく。

そして、男が天ぷらをかじったことで、「裏切りの音・・・」

吉岡里帆さんのどんぎつねでは、星野源さんが天ぷらそばを食べている目の前に現れましたが、アニメでは、遠くから走ってきて登場しています。

どんぎつねが、「きつねうどんのお揚げの化身」というのであれば、遠くから走ってくるという演出が分かりやすい。

吉岡里帆さんバージョンの、きつねうどんを食べていないのに「お揚げの化身が部屋にいる」というのはよく考えるとおかしな話です。

「どんぎつね」アニメCMのストーリー【まとめ】

第1弾と第2弾のアニメは、吉岡里帆さんと星野源さんバージョンのリメイク。

第1弾も第2弾も、吉岡さんと星野さんのCMとセリフなどは同じですが、部屋の中で完結していた話が、神社や大正時代が舞台となりアニメではストーリー性が強くなっています。

吉岡里帆さんと星野源さんの「どんぎつね」シリーズは結構パターンが多いので、今後も、アニメシリーズでリメイクされるかもしれませんね。

関連記事:アニメどんぎつねのCMが「気持ち悪い」と不評の理由>どんぎつねのアニメCMが気持ち悪い?深夜アニメのノリが嫌い

スポンサーリンク