2023年に放送されるNHK大河ドラマは、松本潤さん主演の「どうする家康」
2023年1月8日に、第1回目が放送され視聴率も発表されています。
主演が松本潤さん、舞台は戦国時代ということで、NHK大河ドラマとしてコケる要素は少なそうですが、視聴率は歴代ワーストを記録。
なぜ、「どうする家康」の視聴率は低いのか?
「どうする家康」の視聴率が低い理由は?
「どうする家康」の初回放送の視聴率は、15.4%
普通のドラマではあれば、「好発進!」と言える視聴率ですが、大河ドラマは話が別。
大河ドラマ基準だと、15.4%は相当低い視聴率で、歴代でもワースト2位だそうです。
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#どうする家康
第2回「兎と狼」
◣______◢1月15日(日)放送
▷総合 午後8時
▷BSP/BS4K 午後6時https://t.co/3mH3wNECG3 pic.twitter.com/PxxO8L6MGS— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) January 10, 2023
初回放送視聴率 歴代ワースト1は「春日局」
初回放送の視聴率が歴代で最も低かったのが、1989年放送の「春日局」で14.3%
今年の「どうする家康」の15.4%は、「春日局」に次いで歴代ワースト2位。
2018年の「西郷どん」も初回放送の視聴率が15.4%で、「どうする家康」と同率のワースト2位です。
「どうする家康」はなぜ視聴率が低い?
「つまらない」「脚本が悪い」「コメディーっぽい」「CGがしょぼい」など。
「どうする家康」の視聴率が低い理由として、色々言われていますが、ほとんどが今後、視聴率が落ちたときに言われる理由です。
今回の「視聴率が低い」というのは、初回放送の話。
つまり、「どうする家康」を最初から見なかった人が、歴代で2番目に多かったということ。
なぜ、今までと比べて、初回放送を見る人が少なかったのか?というと、リアルタイムで視聴する価値が下がったというのが根本的な理由だと思います。
「どうする家康」の視聴方法の選択肢が増えた
これまでも、土曜日やBSで大河ドラマの再放送は行っていました。
また、NHKオンデマンドなら見逃し配信や、まとめて見ることも出来ます。
NHKオンデマンドは、2008年からサービス開始していますが、有料ということで、利用するまでの敷居は高かったと思います。
NHKには受信料も払っているわけで、ネットでNHKの番組を見るのにお金を払うのはバカバカしいと考える方も多いはずです。
NHKオンデマンドの敷居が下がった
しかし、最近は、ネットフリックス、U-NEXT、アマゾンプライムなどの、他社のサブスクを利用することで、NHKオンデマンドの敷居も下がってると考えられます。
特に、大河ドラマや朝ドラをよく見る方なら、視聴時間を制限されないNHKオンデマンドは便利です。
・リアルタイムのNHKはあまり見ませんが、見過ごしたマニアックな放送やドラマなどはやはり見たくなる時があります。そういう時にはいいサービスだなぁと思います。最近は民法見てもどれもどこかで見たようなものばかりですから…
・連続テレビ小説や大河ドラマなど過去のものもいつでも見ることができる。また、ドキュメンタリーなどの大作も自分の好きな時間に見ることができるのは大きい。
・NHKの大河ドラマ関係をみたいと思い、登録させていただきました。最近では、麒麟がくるの放送を見逃していた為、こちらで見ることができた点が良かったと思います。
「大河を1年間見続ける」という覚悟
大河ドラマは1話完結ではなく、ずっとストーリーが続いています。
なので、大河ドラマを見るときは、「1年間見続ける」という覚悟が必要でした。
「1年間見続ける」という覚悟の現れが、これまでの大河ドラマの初回放送の視聴率の高さの理由だとも言えます。
しかし、最近はネットでいつでも見られる環境が整っていることで、大河ドラマを見る人たちの意識の変化が起こっていると予想出来ます。
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「見逃したらまとめて見れば良い」に変化
NHKオンデマンドに抵抗があっても、他社のサブスクを利用することで、NHKオンデマンドを利用するハードルは低くなっています。
また、数年前と比べて回線も早くなっていますし、スマホやパソコンの画質もテレビで見るのと変わらないぐらいまで高画質で見れます。
その結果、
「いつでも見れる」
「見逃したらまとめて見れば良い」
といった意識の変化があり、「大河ドラマを1年間見続ける」という覚悟も薄れてきています。
その結果、初回放送時の視聴率が低くなっているという状況になっていると考えています。
関連記事:「どうする家康」のCGがしょぼすぎる>どうする家康の馬のCGがしょぼい「まるでゲーム」「安っぽい」と評判
どうする家康の視聴率が低い理由【まとめ】
「どうする家康」の初回放送時の視聴率が15.4%と歴代ワースト2位を記録。
初回放送時から視聴率が悪いのは、「どうする家康」がつまらないからという理由よりも、リアルタイムで見る価値が薄れてきているから。
NHKオンデマンドで、いつでも時間があるときにまとめて見れる環境が整ってきてますし、利用する方も年々増え続けています。
今後も、視聴率は落ち続けていくのは予想出来ますし、今後は、視聴率を計測することに意味は無くなっていくと思います。