Oculus Quest2(オキュラスクエスト2)が10月13日に発売されます。スタンドアローン型のVRゴーグルで、ゲーミングPCを持ってなくてもVRゲームが遊べて、しかもPCVR並みの高品質で値段もお手頃という優れもの。
VRゲームでは、特有のVR酔いというのが懸念されますが、Oculus Quest2ではVR酔いはどこまで改善されているのか?VR酔いしなくなる方法とは?
Oculus Quest2は酔うのか?
VRでゲームをする時に気になるのが「酔わないのか?」ということ。やっぱり、VRでは、VR酔いというのは大きな壁で、最新機種ではVR酔いを改善するための技術が進化しています。
まだOculus Quest2は発売されてないので、実際、Oculus Quest2は酔うのか?というのは使ってみないと分かりません。届いたらレビューを追記します。
VRゲーム特有のVR酔いとは?
VRゲームはまだまだマイナーだし、スマホでしかVR体験をしたことがないという方も多いと思います。なので、VR酔いがどのようなものか?と想像もつかないかもしれません。VR酔いは普通の乗り物酔いや、ゲーム画面を見て酔うのとは若干違います。
乗り物酔いや、ゲーム画面を見ての酔いは、時間がたつとだんだん気持ち悪くなってくるというのが普通。しかし、VR酔いは一瞬で来て、そして強烈です。
どういう感覚か?というと、視点を動かすと一瞬で頭の中が「グリン!」と回る感じ。普通に生活してたら、まず体験することない感覚なので最初はかなり衝撃を受けると思います。
旧Oculus Questは慣れる
旧Oculus Questはやってれば慣れるそうです。なので、Oculus Questで遊んでる人は、毎日遊ぶし、充電が切れるまでVRゴーグルを付けっぱなしで遊ぶことが出来るそうです。
PCVRも同じく、「酔うけどやってれば慣れる」という人がたくさんいて、結局は「慣れ」というのがVR酔いの一番の解決法なのかもしれません。
ただし、PSVRは他のVRゴーグルと比べて酔いやすいらしい。
PSVRは酔いやすい
PSVRは酔いやすいと評判です。普段からPCVRでガンガンVRゲームを遊んでる人でも、PSVRは酔いやすいとのこと。なぜ、PSVRが酔いやすいのか?
一つは技術的な面があります。PSVRは「VR元年」と言われていた2016年に発売されたデバイスなので、今のVR技術と比べると、当然性能は落ちます。しかし、PSVRが酔いやすいという一番の理由は他にあります。
VR酔いしなくなる方法
VR酔いの原因は、現実とVR映像とのギャップが原因と言われています。そして、現実とVR映像のギャップを埋めることが、VR酔いを改善するためのカギとなるそうです。
VRゲームで酔う最大の原因は、VRゲームを普通のPS4のゲームと同じような感覚でプレイすることが原因。
PS4のVRは、普通にPS4のコントローラーで遊べますし、何よりケーブルが邪魔で、わざわざ立ってプレイしようとは思えません。
PS4のVRゲームをやるときに、どれだけの人がVR映像に合わせて立ってプレイしているか?ということを考えれば、PSVRが酔いやすいという評判が多いのも納得です。
Oculus Questが酔いにくい理由
PSVRがなぜ酔いやすいか?ということを知れば、逆にOculus Questが酔いにくいということも分かります。
Oculus Questはコントローラーは両手に持ち、映像に合わせてコントローラーを動かします。また、スタンドアローン型でワイヤレスというのもゲームを遊ぶ上では最適なVRゴーグルと言えます。
私もPSVRを購入した時は、ゲームをプレイすることが目的でしたが、一瞬で気持ち悪くなってやめました。
その後、何回か体験版をやってみても同じだったので、VRゲームをプレイすることをあきらめ、動画専用機となってましたが、Oculus Quest2では動画だけでなくゲームも楽しめるかもしれません。
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