VaMでアニメーションを作る 簡単なダンス作成とBGMの流し方

VaMでアニメーションを作る 簡単なダンス作成とBGMの流し方

久しぶりにVaMをインストールして色々いじってたら、アニメーションが作れました。

しばらく遊ばなかったら100%使い方を忘れるので、忘れないうちに記事に残しておきます。

VaM アニメーションの作り方

以前は、表情を変えるアニメーションさえ作れませんでしたが、色々いじってたら動きの激しいダンスのアニメーションが簡単に出来ました。

最近のバージョンアップでアニメーションが追加されていたようで、それを繋ぎ合わせることで自分でも簡単にオリジナルのアニメーションが作れます。

左の「Animation」を選ぶと、この設定画面が出てきます。

設定画面の真ん中の「Animation Selection」で色んなアニメーションが選択できます。

アニメーションは全部で192個ありますが、ダンスは20~30個ぐらい、残りは普通の動きやポーズなど。

一つ一つのモーションは短いですが、繋ぎ合わせることが出来るので、かなり自由度の高いアニメーションが簡単に作れると思います。

アニメーションを選択したら、上の「Activate」にチェックを入れて、「Add」で決定。

アニメーションを決定すると、キャラクターが躍り出します。

アニメーションを削除する場合は、「Clear」か「Remove」で削除できます。

アニメーションは複数選択することが出来て、上から順番に動きます。

選択されているアニメーションは緑になります。

「Animation Speed」のスライダーを動かすと、アニメーションのスピードを変更出来ます。

アニメーションの保存の仕方

保存は、メニューの赤いフォルダで保存できます。

「シーン」として保存されるので、アニメーションごと保存されます。

BGMの設定 手動再生のやり方

ダンスに合わせて自動でBGMを流すには「Trigger(トリガー)」というのを設定しなければいけないので、かなり面倒臭い。

シーンを作ってVam Hubなどで配布するならそういうのも必要ですが、自分しか見ないなら手動でやった方が簡単ですし、好きな曲を選べます。

流すBGMは、あらかじめ曲をVaMのフォルダの中に入れておきます。

音楽ファイルを入れる場所は、「Custom/Sounds」で良いです。

音楽ファイルを読み込む

メニューの「矢印マーク」をクリックして、「Scene Audio」をクリック。

次に「Browse」をクリックして音楽ファイルを読み込みます。

「Test」を押すと音楽が流れます。

上の「URL」が音楽ファイルの入ってる場所で、「Ancient-Wing.mp3」というのがあらかじめ入れておいた音楽ファイル。

BGMは、フリー素材のものを適当にダウンロードしました。

※動画途中から音楽が流れるので音量注意。

ダンスは20~30個ぐらいありますが、変なダンスが多いです。

上手く組み合わせればカッコ良いダンスが出来るとは思いますが、センスがない自分にはなかなか難しいです。

BGMの設定 自動再生のやり方

VaMで音楽を自動再生するためには、「Trigger(トリガー)」というものを設定する必要があるそうです。

情報も少ないので、「本当にこのやり方で正しいのか?」というのは分かりませんが、とりあえず音楽は自動で流れるので、その設定のやり方を解説します。

①Atomを追加

VaMでは、「Atom」というものを追加することで色んなことが出来るようになります。

今回やるのが、アニメーションを新たに追加して、アニメーションが流れている間BGMが流れるようにします。

下の「キューブマーク」をクリックして、Atom追加画面を出します。

「Add Atom」を出したら、②

③④と順番でクリックして、「AnimatinPattem」というAtomを追加。

次に、下の「矢印マーク」をクリックすると、現在読み込んでいるシーンで使われているAtom一覧が表示されます。

先ほど追加した「AnimatinPattem」があるので選択して、右の「control」をクリック。

「control」をクリックしたら、この設定画面が出るので、中央の「Create Animation Step At End」をクリック。

下の「矢印マーク」でAtom一覧に戻ると、「AnimatinPattem」の下に「AnimatinPattemStep1」というAtomが追加されています。

「AnimatinPattemStep1」を選択して、右の「control」をクリック。

右上に数字がありますが、これがアニメーションが流れる時間。

最初は、「1.000(1秒)」となっています。

ここの数字を、使うBGMの長さに合わせて変更します。

今回使う曲は、1分27秒なので、「87.000」に変更しました。

これで、「AnimatinPattem」の設定は完了。

次に「Trigger」の設定を行います。

②Triggerの設定

下の「矢印マーク」をクリックしてAtom一覧に戻り、「AnimatinPattem」「control」をクリック。

次に、左の「Animation Trigger」をクリック。

赤で囲った数字が先ほど設定したアニメーションの長さで、この時点で動いてるはずです。

もし動いてなかったら、「Loop」にチェックを入れて、上の「Play」をクリックすると動くと思います。

この設定画面が出たら、上の「Add Animation Trigger」をクリックして、下の「Actions…」をクリック。

次に、「Start Actions」「Add Discrete Action」をクリックして「Settings…」をクリック。

この設定画面が出てきたら、画像のように設定します。

・Receiver Atom⇒Person
・Receiver⇒HeadAudioSource
・Receiver Target⇒PlayNow

・Clip Type⇒URL
・Clip Category⇒web
・Clip⇒用意した音楽ファイル

設定完了したらOKで決定します。

Clipは、あらかじめ「Scene Audio」「Browse」で読み込んでおかないと表示されません。

これでTriggerの設定は完了なので、自動で音楽が流れて、設定した秒数でループいると思います。

全部英語なので、このやり方が本当に正しいか?というのは分かりません。

かなり面倒くさいですが、とりあえず音は自動で流れるので、「やり方がさっぱり分からない」という場合は一度やってみると良いと思います。

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