ひぐらしのなく頃に業・卒で沙都子が指を「パッチン!」と鳴らすと不思議なことが起こります。
沙都子の指パッチンにはどんな意味があるのか?を過去の行動とループのルールから考察していきます。
沙都子の指パッチンの意味を考察
沙都子の指パッチンが何を意味しているのか?というのは、ぶっちゃけ分かりません。
「卒」の7話放送が終了した時点では謎のまま。
ただ、「指パッチンするたびに沙都子が死亡している」というのは、現段階では違うと予想しています。
理由は、指パッチンで沙都子が世界をループしているというのには無理がある部分が多いからです。
それを踏まえたうえで、いくつか根拠を探してみました。
沙都子は指パッチンで自〇を繰り返している?
指パッチンとは何なのか?というと、沙都子がループしているだろうと思われるタイミングで入る演出です。
ネット上でも、沙都子が自〇を躊躇なく繰り返す回で話題となってましたが、個人的にも最初は沙都子が自〇してループをしていると思ってました。
しかし、ストーリーが進み、沙都子のループの仕組みなど裏事情を理解することで、自〇で片づけると無理がある点も多く出てきます。
指パッチンが自〇に繋がる理由
なぜ、指パッチンが自〇に思えるのか?というと、そもそもが、死の演出として指パッチンが使われていたからです。
最初に指パッチンをしたのが業の「猫騙し編」の梨花。もしかしたら、以前にもあったかもしれませんが覚えてません。
かけらの世界から羽入も消滅し、絶望していた梨花が、「あと5回だけ頑張ってみる」として、死の直前にカウントしながら指パッチンを鳴らします。
梨花は間違いなく死んでるので、梨花の指パッチンが死の演出というのは間違いありません。
沙都子が指パッチンするは、梨花の「猫騙し編」のあとになるので、沙都子の指パッチンも梨花と同じ死の演出だと思って見てしまいます。
また、シャンデリアの下敷きになる直前や、車にひかれる直前にも指パッチンを使うので、沙都子の場合も確実に死を演出した指パッチンもあります。
ここまでは、全く問題ありません。問題はここから後です。
意味不明な指パッチン
シャンデリアの下敷きになる直前や車にひかれる直前に指パッチンするのは意味が分かります。
が、沙都子の指パッチンはここから意味が分からなくなります。
一つ目が、ゲーム大会の神経衰弱。
神経衰弱は、裏向きになったカードのペアを当て続けるゲームなのですが、沙都子はペアを間違えるたびに指をパッチンパッチン鳴らします。
つまり、失敗するたびに自〇している可能性がある。
もう一つが、H173を盗むために指パッチンでアタッシュケースのロックを解除します。
暗証番号は8桁なので、それを解除するために、沙都子は1000万回以上自〇してる可能性があるとのこと。
もし、毎回沙都子が自〇してるなら、「あまりにも常軌を逸してる」ということでネットでは話題になってました。
また、これ以外でも、馬券の大穴を当てたり、麻雀の役満を出したり、演出はありませんが指パッチンでやり直している可能性があるところはあります。
沙都子が指パッチンで死んでない可能性
指パッチンをするたびに沙都子は自〇しているというのが一般的な意見。
しかし、物語の謎が分かってきた今、「沙都子が何度も自〇をしてやり直している」というには無理があるところが多いです。
無理があると思える一番の理由が、沙都子のループのルールです。
沙都子のループのルールは、「一人の梨花を追いかけ続けるためには、梨花が死んだ後に沙都子が死ななければいけない」
つまり、神経衰弱で失敗するたびに、暗証番号を間違えるたびに、梨花が死んでたということになります。
もし、沙都子がわざわざそんな面倒なことをやってたとしても、梨花が覚えてないのがおかしい。
梨花が記憶を失うのは死の直前で、ループしてることは知ってます。
なので、何百、何千、何万回も繰り返す世界に梨花が気づかないのはあまりにも不自然。
また、ループするのは昭和58年6月。
何度も同じ期間をループしてますが、ループパターンは複数あり、毎回ゲーム大会をループするということがそもそも不自然です。
沙都子だけ死んでる可能性
梨花は死なずに、沙都子だけ死んでる可能性も考えられます。
沙都子だけ死んだ場合、聖ルチーア学園のときのように梨花がループしていることに気づかない可能性がありますが、おそらくこのパターンは無いと思います。
梨花が死んだあと沙都子が死ねば、一人の梨花を追いかけ続けることが出来ますが、この能力は、エウアに後から追加してもらった能力。
おそらく、この能力を追加されて以降、沙都子はルールを守り続けていると思います。
「卒」7話祟明し編 其の壱冒頭で、エウアが沙都子に釘を刺します。
エウア「そなたが猫より後に死ぬという条件を満たす限り必ず同じかけらに行くことが出来るだろう。だが、猫が生きているにも関わらずそなたが先に死んだとき、次に流れたかけらが猫の存在しない、猫が生まれてさえこなかったかけらだとしても何も文句は言えまい」
沙都子「そんなヘマ致しませんわ・・・」
沙都子の破滅フラグが立ったと言わんばかりの会話ですが、この会話を聞く限り、沙都子にとって「梨花が死んだ後に沙都子が死ぬ」というルールは絶対に守らなければいけないルール。
なので、能力を与えられて以降、梨花が死んだ後に沙都子が死ぬというルールは守られ続けてると予想されます。
まとめ
沙都子のループのルールを考えると、指パッチンで沙都子が自殺しているというのは無理がある部分が多く、個人的には、やっぱり沙都子は指パッチンで自〇してないと予想しています。
罠を使う時も指パッチンを使ってますし、それが何を意味しているのか?というのは現時点では謎。最後まで見ればわかるのだろうか・・・
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