キャラメイクが出来るVRゲームVAM(Virt A Mate)の簡単な使い方。
今回は、キャラクターに表情を付ける設定のやり方を紹介します。
【VaMの使い方】表情を付ける方法
前回の記事でもアニメーションを作る方法を紹介しましたが、表情は別のやり方を紹介します。
今回の表情を付ける方法は、前回の「自動でBGMを鳴らす方法」とほぼ同じやり方になります。
前の記事>VaMでアニメーションを作る 簡単なダンス作成とBGMの流し方
①使うポーズ(Pose)を選ぶ
顔の表情を変えるには、「Female Morphs」の「Pose」を使います。
下の「人型のマーク」を押してこの設定画面を出します。
左の「Female Morphs」を選ぶと、モーフとポーズがたくさん出てきます。
モーフもポーズもたくさんあるので、検索を使うと便利です。
好みの「Pose」を見つけたら、「Fav」というところにチェックを入れます。
②Atomの追加
前回の「自動でBGMを鳴らす方法」と同じように、Atomの「AnimationPattem」を追加します。
下の「矢印マーク」をクリックしてAtom一覧を表示すると、「AnimetionPattem#2」というのが追加されているので、右の「control」をクリック。
前回の続きで作ってるので、「#2」が付いてますが、通常は付きません。
真ん中の「Create Animation Step At End」をクリック。
もう一度、下の「矢印マーク」でAtom一覧に戻ると、「AnimationPattem#2Step1」というのが追加されてるので、右の「control」をクリック。
右上の数字を変更します。
この数字がアニメーションの時間なのでお好みで設定できますが、今回は10秒に設定しました。
次にTriggerを設定します。
③Triggerの設定
下の「矢印マーク」をクリックしてAtom一覧に戻り、「AnimetionPattem#2」の「control」をクリック。
左の「Animation Triggers」をクリック。
上の「Add Animation Trigger」をクリックするとスライダーが出てくるので、数字を変更します。
この数字は、先ほどアニメーションの長さを10秒に設定しましたが、「10秒のうちの何秒から何秒」という意味です。
今回は、
・0秒~5秒 素⇒笑顔
・5秒~10秒 笑顔⇒素
という具合に10秒のアニメーションを2つに分けて設定します。
なぜ、このように2つに分けて設定するのか?というと、0秒~10秒だと、ループする時にカクっとロボットのような動きになるからです。
モーションを2つに分けることで自然な表情になります。
なので、最初は、0秒~5秒の「素⇒笑顔」の設定を行います。
素⇒笑顔の設定(0秒~5秒)
0秒~5秒で素⇒笑顔になるので、右の数字を「5.00」に変更します。変更したら「Actions…」をクリック。
次に、上から順番に「Transition Actions」「Add Transition Action」「Settings…」とクリック。
設定は画像と同じで良いです。
・Receiver Atom⇒Person
・Receiver⇒geometry
・Receiver Target⇒お好みで設定
「Pose」を選ぶときに「Fov」にチェックを入れたものがここで選択できます。
中央のスライダーで、「どれくらい表情を変化させるか?」というのを設定します。
設定が完了したら「OK」をクリックして決定します。
次は、笑顔⇒素の設定を行います。
笑顔⇒素の設定(5秒~10秒)
「Duplicate」をクリックすると、下にスライダーが追加されるので、それぞれ数値を5秒と10秒に変更します。
数値を変更したら、「Actions…」をクリック。
「Settings…」をクリック。
変更するのは下のスライダーだけです。
モーションを元に戻すので、先ほどの設定とは逆にします。
設定が完了したら「OK」をクリックで決定して終了です。
プラグインを使えば複雑なモーションでも簡単に作ることが出来ますが、全部英語なので使いこなせるまでが大変。
簡単な表情であれば、今回のやり方が慣れれば簡単だと思います。
>VaMでアニメーションを作る 簡単なダンス作成とBGMの流し方
>オキュラスクエスト2でVAM(Virt A Mate)をやってみた 簡単な使い方