東京都は、HTTという取り組みを行ってるそうです。
HTTという言葉は、他県民だと全く聞きなれない言葉なのですが、東京で一般的になれば、今後全国的に広まっていくかもしれません。
小池都知事はHTT推進の一環としてタートルネックを推奨。
その結果、東京都庁では、みんなタートルネックを着てるそうです。
HTTでタートルネックが流行る?
HTTとは、減らす、創る、蓄めるのアルファベットの頭文字3文字を繋げた造語。
HERASU、TUKURU、TAMERU
HTTでタートルネック 冬のHTT推進期間
東京都では、2022年12月1日から、2023年3月31日までを、節電を強化する「冬のHTT推進期間」と設定。
小池都知事は、冬の暖房での電気使用を抑えるためにタートルネックの着用を呼び掛けています。
HTTでタートルネック 小池都知事が推奨
小池都知事がタートルネックの着用を推奨しています。
「冬の節電を都として率先してまいります」
「首を温めると、防寒効果が高いと言われています。」
「欧州でもフランスのマクロン大統領が率先してタートルネックを着ているように、国民への呼びかけ効果と、現実に温かいということに繋がるんだと思います」
HTTでタートルネック マクロン大統領もタートルネック
フランスのマクロン大統領は、公務でタートルネックを着用し、冬の節電のシンボルとなっています。
しかし、その効果を疑問視する声も上がっているそうです。
HTTでタートルネック 「クールビズ」は成功
「職場でのタートルネックはカジュアルすぎ」などの意見もあるそうです。
しかし、小池都知事にはファッションの常識を覆した過去があり、それが「クールビズ」
小池都知事は、2005年の環境大臣時代、夏の軽装スタイルを「クールビズ」と名づけ、ノーネクタイ、半袖を定着させることに成功。
今回のタートルネック推しもクールビズ同様、冬のビジネスファッションの定番になるか?と期待されています。
HTTでタートルネックの防寒効果は?
首は防寒効果が高いけど・・・
冬にバイクに乗ったり、魚釣りに行ったりすることがあるのですが、首をしっかり防寒してるか?してないか?で、防寒としては雲泥の差が出ます。
冬にアウトドアをやる方なら、首を防寒することがどれほど効果があるか?というのは身に染みて分かってると思います。
ただ、オフィスはどうか?というと話は別なような気もします。
「カジュアルすぎ」とか、見た目の話ではありません。
HTTでタートルネックの効果 首より手や指
冬に、オフィスで暖房を付けずに仕事をするなら、首ではなく、手や指を対策しないとおそらく仕事になりません。
東京都が掲げる「冬のHTT推進期間」は、2022年12月1日から、2023年3月31日。
もうすぐ12月とはいえ、まだ11月半ばで東京の最高気温は18度。
18度といえば、室内なら半袖でも若干肌寒いぐらいの気温。
しかし、12月ともなれば、気温は10度以下まで下がります。
HTTでタートルネックの効果 クールビズとは違う理由
「クールビズ」は、ノーネクタイ、半袖という、オフィスでの軽装スタイル。
夏場は、クーラーをつけてなくても、暑いのを我慢すれば何とかなります。
タートルネックで首を温めると、防寒効果があります。
しかし、手や指に対しての防寒効果は一切ないので、手がかじかんでおそらく仕事になりません。
オフィスで仕事をするなら、パソコンで作業するのは必須ですし、手がかじかんでるとまともにキーボードで文字を打つことも出来ないと思います。