Nvidiaとソフトバンクが提供する定額ゲームサービスが「GeForce NOW」、マイクロソフトが提供する定額ゲームサービスが「ゲームパス」
最近は似たようが定額ゲームサービスが増えてますが、「GeForce NOW」と「ゲームパス」では何が違うのか?
GeForce NOWとゲームパスとの違い
グラフィックボードメーカーのNvidiaとソフトバンクが提供する「GeForce NOW」、マイクロソフトが提供する「ゲームパス」、どちらも定額でゲームが遊べるというサービス。
情報に疎い人間にとっては違いがよく分からないし、そもそもそういうサービスがあることすら知らない。
「GeForce NOW」に関しては、何度か記事を書いたので知ってましたが、「ゲームパス」に関しては前の記事を書いたときに、「ゲームパス」という名前を初めて知りました。
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どうやら、マイクロソフトがベセスダを買収した経緯は、「ゲームパス」でベセスダのゲームを使える権利を得るためとのこと。
マイクロソフトはゲーム機「Xbox」の販売とともに、Xboxやパソコンなどで100以上のゲームを遊べる月額制の会員サービス「ゲームパス」に力を入れている。今後、ベセスダの作品は発売間もなくゲームパスに加わる見込みで、現在1500万人いる会員の拡大につなげる。
ツイッターを見てみると、「PS5を買う予定だったけどTES6がXbox独占ならPS5買わなくて良いかな」といったニュアンスの意見が多く投稿されています。
Microsoft、「Fallout」のゲーム会社を7800億円で買収https://t.co/GB9QMVECcc
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) September 21, 2020
逆に、「Xbox独占にはならない」という意見も多く、その理由として「マイクロソフトは独占気質ではない」や、「買収はゲームパスが目的」などの意見が多く見られます。
ゲームパスってどんなサービス
ゲームパスはXboxやPCで、PCゲームやXboxのゲームを定額で遊ぶことが出来るサービスです。
プランにより価格は違いますが、大体月額1,000円前後で遊び放題。
これらの人気プラットフォーマーやその他多くの作品が、Xbox Game Passで待っています。膨大なライブラリの中から、あなたは何をプレイする? https://t.co/1GoyAyfGWk
— Xbox Japan (@Xbox_JP) September 8, 2020
サービス内容は、約100本のゲームが遊び放題。遊べるゲームタイトルは一定期間で入れ替わり、解約すると遊べなくなります。
また、現在PC版の方はベータ版のようで、Xbox版と比べると遊べるタイトルは少なめ。
GeForce NOWってどんなサービス
GeForce NOWもゲームパスと同じく、月額でPCゲームが遊べるサービス。月額料金は1,800円と、ゲームパスと比べて倍近くの価格になってます。
「GeForce NOW」新タイトル追加のお知らせ 📢
✅ Marvel’s Avengers
✅ Stick It to the Man
✅ ULTRAKILL今週対応となった全てのタイトルはこちら (英語) : https://t.co/T51bGIEnxP pic.twitter.com/suhbajsHN3
— NVIDIA GeForce JP (@NVIDIAGeForceJP) September 18, 2020
また、GeForce NOWはゲームパスとは違い、遊び放題ではありません。
ゲームパスとGeForce NOWの違いって何?
ゲームパスとGeForce NOWの大きな違いは2つ
①ダウンロード
ゲームパスは月額で遊び放題で、GeForce NOWは遊び放題ではありません。また、GeForce NOWは、クラウドゲームサービスのみです。
クラウドゲームは、ゲームを自分のPCなどにダウンロードすることなく遊べるので、ゲームをプレイするデバイスを選びません。なので、PCゲームを低スペックのノートパソコンやスマホでも遊べるというのが売り。
逆に、ゲームパスはゲームをダウンロードして遊びます。PCで遊ぶならゲーミングPCが必要だし、コンシューマー機で遊ぶならXboxが必要になります。
②遊び放題
GeForce NOWは遊び放題ではありません。やりたいゲームがあったら、普通にSteamなどでゲームを購入する必要があります。
GeForce NOWのサービス内容は、高額なゲーミングPCを購入しなくても月額1800円程度でPCゲームが遊べるというもの。
PCゲーマーには不要
GeForce NOWは遊び放題ではなく、普通にSteamやEpicでゲームを購入しなければいけないので、ゲーミングPCを持ってる人にとっては全く不要のサービスです。
ゲーミングPCを持ってる人が、低グラのゲームを遊ぶためにわざわざ月額を払い続けるのはバカバカしい話。
GeForce NOWはゲーミングPCを持ってない人、スマホやタブレットでPCゲームを遊びたい人向けのサービスです。ただ、そこまでしてやってみたいPCゲームがあるか?と聞かれると微妙なところ。
逆に、ゲームパスはゲーミングPCを持ってる人向けのサービス。好きなゲームをダウンロードして遊び放題なので、グラフィックも落ちることなく遊べます。
まとめ
今後は動画のサブスクリプションサービスのように、ゲームも定額で遊べるサブスクサービスが市場の大きな割合を占めていくそうです。
PS5の価格は予想以上に安かったですが、あの価格で出せたのは、PS4の定額サービス「PS Now」がめちゃくちゃ儲かってたからとの噂。
現在、PC版のゲームパスはラインナップも少なくイマイチですが、その分価格が抑えられているようなので、気になる方は一度遊んでみてはいかがでしょうか。
⇒geforce nowは遊び放題ではない?無料と対応ゲームの違い
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