10月から相棒21がスタートし、初代相棒の亀山薫が復活。
初期から相棒ファンは「亀山薫」の復活を楽しみにしていましたが、評価はイマイチ。
「脚本が悪い」という意見も多く、気になって脚本は誰が書いてるのか調べました。
相棒21、初回放送、第2話の脚本を書いたのは、脚本家の輿水泰弘さん。
輿水泰弘さんは、他にどんな話を書いているのか?
相棒21 脚本がつまらない?「輿水泰弘」とは何者?
小説とかを良く読む方は脚本家や原作者を気にすると思いますが、普通、ドラマを見て、「脚本家は誰?」と気になる方は、そう多くないと思います。
ツイッターで相棒21初回放送の感想を調べてると、「脚本がつまらない」という意見は多かったです。
相棒を見てても、輿水泰弘さんのことを知らない人はたくさんいると思いますが、知ってる人の中では有名な方です。
脚本家 輿水泰弘さん
脚本とは、
演劇や映画のせりふ・動作・舞台装置などを書いた、上演のもととなる本。台本。シナリオ。
輿水泰弘さんの代表作は、「相棒」と「菊次郎とさき」
連続ドラマ以前の、土曜ワイド劇場時代から輿水泰弘さん脚本を書いています。
相棒の脚本に携わる脚本家は何人もいるのですが、輿水泰弘さんは初期から脚本を書いている大御所です。
なので、ツイッターで感想を調べると、
「輿水泰弘さん脚本だから楽しみ」「輿水泰弘さんの脚本だったから面白かった」という意見は多いです。
1話、2話は、政治色が強く退屈でしたが、個人的には、脚本よりも冠城亘と青木年男がいなくなったことによる「ロス」の方が大きかったです。
関連記事>相棒21 1、2話拡大スペシャルの感想 冠城と青木ロスでつまらない
輿水泰弘さんが書いた脚本は?
輿水泰弘さんは初期からシナリオを書いている脚本家です。
なので、初期は、通常回も輿水泰弘さんが脚本を書いていることも多いです。
しかし、シーズン3ぐらいから通常回で脚本を書くことが少なくなり、スペシャル回だけを輿水泰弘さんが書くようになって行きます。
その傾向は、今でも続いていて、
・初回スペシャル
・最終回スペシャル
最初と最後は、ほとんどのシーズンで輿水泰弘さんが脚本を書いています。
スペシャルは輿水泰弘さん担当なので、輿水泰弘さんの脚本は安定して面白いです。
ただ、シーズン13の最終話「ダークナイト」でやらかした件があるので若干不安もあるらしい。
元日スペシャルは誰が書いてる?
初回スペシャルと最終回スペシャルは、ほとんど輿水泰弘さんが脚本を書いています。
相棒には初回と最終回だけでなく、元日スペシャルもあります。
元日スペシャルはシーズン4から放送されますが、毎年脚本家が変わっています。
しかし、シーズン10からは、太田愛さん、真野勝成さんが脚本を書くことが多くなります。
ファンが選ぶ名作1位は太田愛脚本 「ピエロ」
シーズン10の元日スペシャルは、相棒ファンが選ぶ名作1位の「ピエロ」で、脚本は太田愛さんです。
太田愛さんが最初に相棒の脚本を書いたのが、シーズン8の第2話の「さよならバードランド」
第3話の「ミス・グリーンの秘密」も太田愛さん脚本で、「ミス・グリーンの秘密」は通常回の話ですが、ファンの中でも名作として有名な話です。
脚本家 古沢良太さん
古沢良太さんは、相棒だけでなくコンフィデンスマンJPや、リーガル・ハイ、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」のメイン脚本を書いています。
個人的に相棒の中で一番好きな話が、古沢良太さん脚本のシーズン9元日スペシャルの「聖戦」
古沢良太脚本 「聖戦」
ファンが選ぶ名作の中の20位にも入っていませんが、相棒の中で最も印象が強い話です。
ゲストは、南果歩さんで、息子の仇を取るためだけに生き抜く母親の姿を演じます。
ただの主婦だった母親のはずが、犯行は冷静で戦略的。
シリーズを通しても、右京さんが全く歯が立たず、最後まで何も出来なかったのはこの母親だけです。
唯一出来たのが、口紅の中に発信機を取り付けて、母親の場所を特定しただけ。
最後も、白石美帆さんが来なかったら負けてたことを考えると、相棒シリーズの中で最強の犯人はこの母親だと思います。
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