ひぐらしのなく頃に卒 さとこは雛見沢症候群を発症してるのか?

ひぐらしのなく頃に卒 さとこは雛見沢症候群を発症してるのか?

業の終盤~卒の序盤を見ると、過去作にはなかった惨劇の黒幕が沙都子だっということが判明します。

沙都子はなぜあそこまで変わってしまったのか?原因は雛見沢症候群を発症しているからなのか?

さとこは雛見沢症候群を発症してる?

沙都子が雛見沢症候群を発症しているかどうか?というのは、解答編の「卒」を最後まで見てみないと分かりません。

「業」の16話では、雛見沢症候群の末期症状(L5)に該当するシーン(首をかきむしる)があり、出題編では沙都子が雛見沢症候群を発症していると思わせているのは間違いありません。

しかし、本当にそうなのか?と疑わしい部分が多く、沙都子が雛見沢症候群を発症させているとは断言できません。

雛見沢症候群の症状とは違う

ひぐらしのなく頃に卒 公式ツイッター

なぜ、疑わしく思えるのか?というと、沙都子のこれまでの行動を見てみると、雛見沢症候群のそれとは若干違うからです。

雛見沢症候群が発症するとどうなるか?というのをWikiで調べると、

「些細な誤解や悩みをきっかけに友人・知人に不信感を持った者が、その感情をこの病気で増大され、短絡的な行動に繋がる事で、物語は悲劇的結末に辿り着く。」

レナ、圭一、詩音、悟史のパターンを見ても、大体これに当てはまります。

しかし沙都子は、梨花が苦しみ続けた100年間の惨劇を見てもケロッとしてました。

また、叔父を利用して拳銃を手に入れたり、エウアとの会話でも、「詩音さんが疑心暗鬼に囚われる世界はありませんのね」など。

通常の症状の「短絡的」とは違い、冷静沈着なうえに計画的で、とても雛見沢症候群が発症しているようには見えません。

さとこの発症は演技?

ひぐらしのなく頃に卒 公式ツイッター

沙都子は、梨花の100年分の記憶を見ているため、雛見沢症候群がどんな病気なのか?ということを梨花が理解してることを知ってます。

なので、16話では、あえて梨花の前で首をひっかいてみせて、「自分は雛見沢症候群を発症させてるからこんな酷いことが出来る」と演技をしているといる可能性が無いとも言い切れません。

雛見沢症候群の症状

雛見沢症候群はL1からL5+までランクがあり、L5が末期症状です。

・L1
予防接種済み。入江機関の人間

・L2
雛見沢の住民ほぼ全員、緊急マニュアル第34号の対象者に該当

・L3-
L5まで発症した患者が回復できる限界

沙都子はL5発症者で、L3-まで回復

・L3+
軽度の幻覚、幻聴、疑心暗鬼

・L4
極度の幻覚、幻聴、疑心暗鬼、人間不信

・L5-
被害妄想、首に強いかゆみ

・L5+
末期症状で、悲劇的な行動を起こす、または自分で首をかきむしる。

さとこは末期(L5)経験者

沙都子は、過去に末期のL5まで症状は悪化したことがありますが、女王感染者である梨花の協力により治療薬C120が完成、その後、C120を投与することでL3-まで回復。

C120の研究時に副産物として出来たのがH173というC120とは逆の効果を持つ薬。

「業」「卒」の沙都子は、H173を使い強制的に雛見沢症候群を発症させ惨劇を起こしています。

沙都子が演技をしていない可能性

「解」の「厄醒まし編」の沙都子は、北条家というだけで雛見沢村の住民に差別されたり、梨花の命を守るために奮闘したりと何かと健気でしたが、「業」「卒」の沙都子は凶悪極まりない。

なぜここまで悪役にしてしまったのか・・・

ひぐらしのなく頃に卒 公式ツイッター

「業」の16話では、かつては命を守るために奮闘した梨花のお腹を生きたままくわで耕すという鬼畜っぷり。

梨花は数々の惨劇を見てきて、自分も何度も惨劇に巻き込まれ続けてきてます。

それでも部活メンバーと友人でいられるのは、それが雛見沢症候群という病気が引き起こす惨劇だからということが分かってるし、死の直前の出来事は覚えてないから。

しかし、「業」の「猫騙し編」からは梨花も記憶を失うことは無くなってるので、沙都子から生きたままお腹を耕されたことも知ってる。

もし、雛見沢症候群を発症せず、自分のお腹を生きたまま耕すような人間とこれまでと同じように友人でいられるようなら、梨花もなかなかの変態だ。

さとこの症状のタイプ

ひぐらしのなく頃に卒 公式ツイッター

末期のL5の段階まで発症すると、疑心暗鬼になり暴力的になるのですが、沙都子はタイプが違うと旧作の「祭囃し編」の中で入江先生が話しています。

「沙都子のL5の症状は、即錯乱状態になるタイプではなく、表面上はいつも通りに見えていても、おぞましいほどの狂気を内面奥深くに隠しており、ちょっとしたきっかけで目を覚まし凶行に走るタイプ」

まさに、「業」や「卒」の沙都子の行動の伏線とも言えるようなことなので、沙都子は演技ではなく、本当に雛見沢症候群を発症し惨劇を起こしていると信じたい。

旧作の健気な沙都子を知ってるので、このまま沙都子が嫌われっぱなしで終わるのは心が痛みます。

追記 やっぱり沙都子は演技してた

7話から、さとこが叔父から虐待される「祟明し編」がスタート。

叔父の鉄平は既に改心していて、虐待どころか沙都子をめちゃくちゃ可愛がるようになり、ネットでは「SSR鉄平」などと呼ばれています。

そのため、「業」の「祟騙し編」の沙都子は全て演技だということが「卒」の7話、8話で判明。

「にいにい~」と泣き叫んだり、ゲロを吐いたりというのも全部演技。

これらを考えると、やっぱり梨花の前で首をひっかいて見せたのも演技というのが濃厚かもしれません。

ただ、豹変する直前に目が赤く光るシーンがあり、これが何を意味しているのか?というのが気になるところです。

>沙都子のループの仕組みと能力 ひぐらしのなく頃に卒

>雛見沢大災害が起こらない理由 ひぐらしのなく頃に業・卒