1期ひぐらしのなく頃に業の18話~24話の「郷壊し編」で、沙都子がループの力を手に入れます。
沙都子のループは、梨花とは違い完璧な力を持っていますが、沙都子にとっては不都合なところもある能力。
沙都子のループの仕組み、能力などを紹介します。
ひぐらしのなく頃に卒 沙都子とエウア
沙都子のループの能力はエウアから与えられた能力。
エウアは、羽入とは違い完璧な力を持っていて、その能力を与えられた沙都子のループは梨花のループの上位互換。
しかし、沙都子にとっては欠点と言える部分もあり、その欠点があることで「業」では、今までに梨花が体験したことが無い惨劇が起こります。
沙都子はどうやってループの能力を手に入れたのか?
昭和58年6月のループから100年間抜け出すことが出来なかった梨花は、仲間の協力で抜け出すことが出来ました。
そして、念願だった聖ルチーア学園に合格。その後、学園でも人気者になって行く梨花とは反対に、沙都子は日に日に落ちこぼれていく。
そんなとき魅音から手紙が届き、かつての部活メンバーが雛見沢村に集まります。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、沙都子だけが雛見沢村に残る。
そして、ふと立ち寄った祭具殿に不思議な力で引き寄せられ、そこで出会うエウアから「繰り返えす者」としてループの力を与えられます。
沙都子のループの仕組み
・ループの条件
ループの条件は、梨花と同じく沙都子が死ぬこと。
・記憶の欠損
羽入の力が弱いため、梨花は死亡する前の数時間の記憶を失う。
エウアは完全なる力を持っているため、沙都子は全てを記憶したまま死ぬことが出来る。
・記憶
沙都子は、梨花の100年の記憶を見たため、梨花を取り巻く惨劇のルールは全て把握済み。
・ループのルール
最初は、沙都子が死亡すると全てリセットされていましたが、1人の梨花の記憶のかけらを追いかけるためエウアにお願いして新しい能力を手に入れます。
その結果、梨花が死亡した後に沙都子が死ぬと、沙都子は梨花と同じ記憶のかけらに行くことが出来る。
沙都子の目的
沙都子の目的は梨花の心を折ること。
沙都子は梨花が、「昭和58年6月のループから抜け出して雛見沢を出たい」と考えていると思ってます。
なので、梨花が運命に屈し、雛見沢村から出ようと思わなくなるまで惨劇を見せ続けるのが目的。
記憶の累積
通常、繰り返す者(梨花、沙都子)以外は他の記憶のかけらを見ることは出来ません。
しかし、記憶の累積により、稀に繰り返す者以外でも他の記憶のかけらを見ることがあります。
梨花の場合、羽入の力が弱いのでほとんど影響を与えることは出来ませんでしたが、沙都子のループでは、エウアの力が強いため記憶の累積の影響が頻繁に起こるようになります。
また、一度発生した影響はその後も必ず起こり続け、繰り返すほどにその影響は大きくなります。
つまり、沙都子がループの力を使えば使うほど惨劇は起こらなくなり平和になって行くという仕組み。
沙都子の目的は、惨劇を起こし続け、梨花の心を折り「雛見沢村から出たい」という考えを捨てさせること。
沙都子にとって惨劇が起こらなくなるのは不都合なので、注射(H173)を使い強制的に雛見沢症候群を発症させ惨劇を起こしています。
その結果「業」では、今までの一度も発症することが無かった人物が雛見沢症候群を発症させ惨劇を起こすようになります。
記憶の累積による影響
「業」で記憶の累積の影響があったのが、圭一、高野三四、沙都子の叔父。
・圭一
圭一は、他の記憶を見ることでレナへの疑心暗鬼が消えますが、沙都子がレナに注射を打っていたため、レナに雛見沢症候群が発症し惨劇は起こります。
・高野三四
高野三四は、雛見沢大災害を引き起こす張本人。
「業」では一度も雛見沢大災害が起こりませんでしたが、その理由が、高野が記憶の累積の影響を受けたため。
また、雛見沢大災害の狼煙として、毎回、カメラマンの富竹が雛見沢症候群を発症し死亡していましたが、「業」では死亡ではなく毎回失踪します。
・沙都子の叔父
沙都子の叔父が返ってくると必ず沙都子を虐待していましたが、「業」の23話で記憶の累積により改心。
エウアの話によると、一度記憶の累積の影響が出たらその後も必ず影響は起こり続けるということなので、これ以降虐待は無くなります。
9話~13話の「祟騙し編」は、沙都子を叔父から救うという話ですが、時系列を考えると、叔父は虐待してないということになります。
指パッチン
沙都子が指パッチンをするとやり直しが出来ます。
カードゲームの神経衰弱や暗証番号を打ち込むときに、間違えるたびに指をパチンパチン鳴らしてやり直しますが、この能力は謎。
最初は死んでる演出かと思いましたが、もし、死んでる演出を指パッチンでやってるなら、1人の梨花を追いかけることが出来なくなるので、これがどういう意味なのかはよく分かりません。