攻殻機動隊SAC_2045はなぜCGで作ったのか?しょぼい3DCGがひどいと話題

攻殻機動隊SAC_2045はなぜCGで作ったのか?

人気アニメシリーズ攻殻機動隊SACの最新作『攻殻機動隊SAC_2045』がNetflixオリジナルシリーズとして配信中。配信前から3DCGで描かれる公安9課のキャラクターがあまりにもチープで話題になっていました。

YOUTUBEの予告編のコメント欄では「しょぼい」「ひどい」などのコメントが多数書き込まれ、攻殻ファンの中では不評。そもそも、なぜ攻殻機動隊SAC_2045は3DCGで製作しようと思ったのか?

攻殻機動隊SAC_2045はなぜCGで作ったのか?

攻殻機動隊にはいくつかシリーズがあり、最も人気があるのが攻殻機動隊SACシリーズ。その「攻殻機動隊SACの最新作がNetflixで配信される!」ということで攻殻ファンは楽しみにしていたのですが、予告編を見てびっくり。

フル3DCGで描かれるキャラクターはあまりにもチープで、多くのファンは「なんじゃこりゃ?」と感じたと思います。個人的には、YOUTUBEに予告編が出されてから「攻殻機動隊SACの新作が出る」ということを知ったのでそこまでの驚きはありませんでした。

しかし、コアなファンなら予告編が出る前に「攻殻機動隊SACの新作が出る」ということも知ってただろうし、「フル3DCGで描かれる」ということも知ってたと思います。そういう方にとって『攻殻機動隊SAC_2045』のCGはどのように映ったのか?それはYOUTUBEのコメント欄を読めば何となくわかります。

「せっかく声優が戻ってきたのに、キャラデザとCGのクオリティが20年前より酷いってどうゆうことよ」

「違う…そうじゃない……。
なんでporn hubにある例のCGエロ動画みたいなクオリティなんですかねぇ…。」

「I thought this was a generic mobile game trailer.(これは一般的なモバイルゲームの予告編だと思いました。)」

「なぜ「何年も前のCG」のようなクオリティで作ることになったのだろうか。
その狙いというか、考えがわからん…」

「このCGは実際に配信されるときにはもっとブラッシュアップされてますよね?されていることを期待しています。
今のままでは時代遅れのゲーム内のムービーレベルとしか思えない。」

引用 YOUTUBE 攻殻機動隊SAC_2045

攻殻機動隊のCG作品といえば、バトーが主役の劇場版のイノセンス。2004年に公開された作品ですが、今見てもクオリティは凄いです。

事前に「攻殻機動隊SAC_2045がフル3DCGで製作されている」ということを知ってれば、当然、イノセンスのクオリティは頭をよぎりますし、イノセンスから15年経ち「どれくらいCGが進化したのか?」というのも楽しみにしてたと思います。

しかし、いざ蓋を開けてみるとPS3のムービー並みのクオリティで多くのファンが失望しました。

攻殻機動隊SAC_2045はなぜフル3DCGで製作されたのか?

このクオリティのCGで出されてしまうと、ファンなら誰もが思うのが「なぜアニメでやらなかった?」「なぜCGで作った?」という疑問。

この疑問に対して、「製作費の問題」ということが噂されていますが、実際はそういうことでもなかったようです。

「きっかけは、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』での荒牧監督とプロダクションI.Gの石川光久社長の雑談から生まれました」と牧野氏。「荒牧監督が“『攻殻機動隊』をフル3DCGアニメでやったら面白いんじゃないか”ともちかけたところ、“どうすればそれが出来る?”と社長が乗ってきて。そこから始まったと聞いています」(牧野氏)

荒牧監督は以前より、フル3DCGにすれば、アニメでも人間ドラマが実写のように深く描けると感じていた。押井守監督の『機動警察パトレイバー』をはじめとする、リアルさを伴った演出によって、まるで実写のように人物の芝居を見せる作品は、かつては「ジャパニメーション」という呼称を伴って世界中のクリエイターから高い評価を受けていたが、膨大な手間暇と高度なスキルを要する手法であるにもかかわらず、仕上がりが地味に見えてしまうことなどから、挑戦する作り手が減ってしまったと牧野氏は言う。
「神山監督のこれまでの作品を見て、キャラクターに芝居をさせてドラマを作ろうという意識の強い演出だと感じていた荒牧監督が『攻殻機動隊』をフル3DCG化するにあたり、真っ先に『神山さんと組んで監督したい』と要望されたことで、アニメ業界では稀な共同監督スタイルが実現したんです」(牧野氏)

引用 ヤフーニュース

ヤフーニュースを読む限り、製作費が問題で「アニメではなく3DCGを選んだ」というわけではなさそうです。また、3DCGで製作するにあたって色々問題点もあったようです。

だが、牧野氏が「皆さん『攻殻機動隊』はフル3DCGと親和性いいよね、と言ってくださるのですが…現場の感覚としては、こんなに3DCGでやってほしくない作品は無いんです(笑)」と語るように、問題も少なからずあった。まず情報量の多い『攻殻機動隊』ならではのセリフ量。アニメの人物の芝居は省略されているため、その分、多くのセリフが入る。だがモーションキャプチャで人間の動きを取り入れると芝居の省略が無いため、「神山監督の手で脚本を極限までシェイプアップしていた」(牧野氏)と言う。

さらには制作費の問題。同作はキャラクターが多く、さらには前半部分がロードムービー風のストーリーでもあるため、舞台も次から次へと変わるのが特徴だ。その分、必要な人物や背景のモデリング作業が増えていくことになる。つまり、非常に手間とお金がかかる。「その結果、配信を1年後に控えた頃に、制作スタッフから不満が爆発しかけたこともありました。が、スタッフと両監督が血のにじむような苦労を重ねて遂に完成。皆様にお届けすることが出来たのです」(牧野氏)

引用 ヤフーニュース

作品が完成するまでは、一度出た船を止めるわけにもいかないし、製作側としても悩ましいところもあったのかもしれません。

このニュース記事を読んで気になるのは、「3DCGにしたことでセリフを削らざるを得なかった」的な部分。

ファンとしてはセリフを削ったということを知ると残念だし、そのことを知ると「アニメで作ってほしかった」という気持ちはよけいに強くなります。

ストーリーは面白い?

攻殻機動隊SAC_2045の予告編はいくつかあり、否定的なコメントが多いのが最初の予告編。他の予告編のコメントは本編を見た後に書き込まれているコメントが多く、「面白かった!」「続きを早く見たい!」というコメントが比較的多いです。

ストーリーに関しては賛否両論があり、コアなファンにとっては1期の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』があまりにも神作品だったために、比較されてネガティブな意見も結構ありました。

個人的には、敵の強さのインフレが若干気になるところもありましたが、全体的には面白かったです。

まとめ

攻殻機動隊SAC_2045のチープなCGを見て、「なぜCGで作ったのか?」「なぜアニメで作らなかった?」という疑問がありましたが、今回のヤフーニュースを見て何となく理解できました。ただ、「3DCGにしたことでセリフを削った」とうのは残念。

今回、Netflixの配信では完結しておらず、物語の結末はシーズン2へと続きました。なにわともあれ、もう一度攻殻機動隊SACの新作が見れるということは嬉しいですし、続編が楽しみです。

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