10月13日に発売されるoculus quest2(オキュラスクエスト2)ですが、oculus quest2の視野角はどれくらいなのか?
視野角が広い、狭いなどと使われますが、視野角が広いことでどのようなメリットがあるのか?逆にデメリットとは?
oculus quest2の視野角はどれくらい?
oculus quest2の視野角がどれくらいなのか?というのは、公式では発表されていません。「もぐらVRゲームちゃんねる」さんが、oculus quest2の実機レビューしてます。
oculus quest2は10月13日発売。発売前にレビューされているので、海外では既に発売されているのかと思ったら、メディア向けに提供されたものを使用しているそうです。
レビュー動画の中では、「oculus quest2の視野角がどれくらいか?」ということは語られていませんが、YOUTUBEのコメントの中で「視野角はどれぐらいなんですか?」という質問に答えられています。
「公称値は出ていませんが、体験した限りだとQuest初代と比べて違いは感じなかったですー」
oculus quest2の視野角は、旧oculus questと違いは無いらしい。
旧oculus questの視野角
旧oculus questの視野角は100度。
他のVRの視野角は、
・PSVR 100度
・Oculus Go 100度
・Oculus Rift S 110度
・VIVE Cosmos 110度
・HTC VIVE Pro 110度
・VALVE INDEX 130度
oculus quest2の100度というのはスタンドアローン型ということを考えれば平均的な視野角のようです。
PCのVRは110度が平均で、VALVE INDEXが視野角130度と頭一つと飛びぬけてます。
視野角とは?
そもそも、視野角とは何なのか?
液晶ディスプレイの視野の広さの指針となる角度のこと。正面を基準にして、左右何度まで画面の色などを正しく表現できるかを示す。
コトバンク 視野角とは
意味を調べると意味不明ですが、シンプルに「視野の広さ」ということで解釈して良いと思います。
視野角を広くするメリットとデメリット
視野角は、PS4などの据え置き機だとそこまで意識することがない言葉ですが、PCゲーマーは視野角(FOV)を意識する方が多いです。
個人的には、PCゲームをするときも視野角(FOV)はいじらず、デフォルトでプレイしますが、PCゲーマーにとっては、ゲームの評価を左右するぐらい重要なポイントであったりします。
視野角を広くすることでどのようなメリットがあるのか?
視野角を広くするメリット
特に、FPSをするときに視野角にこだわる人が多くて、そのメリットとしては、視野が広くなる分、クリアリング出来る範囲が広くなります。
また、視野角を広げることで視野角が狭い時より、スピーディーに動いているように見えて疾走感や没入感が高まるメリットがあります。
PCゲーマーのプレイを見てて、「何かスピード感が違う」と感じるのは、視野角を広げているせいです。
えれ子さんはPCゲーマーなのですが、PS4版のBO3をやったことある方なら、「スピード感がなんか違う」と感じると思います。
視野角を広くした場合のデメリット
視野角を広くすれば、画面に映る情報も多くなります。そのため、低スペックのPCだと画面が重くなったりすることもあるらしい。
また、視野を広くすれば当然見えるものが小さくなるので、敵も普通の視野角より小さく見えます。敵が小さくなればそれだけエイムが難しくなるというのもデメリットです。
メリット
・一度に多くの敵が把握出来る(見えれば)
・画面両サイドにいる敵に反応できて助かることがある(AIMがあれば)
デメリット(PCのSPECによりけり)
・近距離が遠く見える。
・PC内部やモニターへ映す間の遅延が発生して撃った瞬間には当たらない。
・余分なグラフィックを多く処理するので低スペだと重い。
・ラグくて弾が当たらない。
・敵が見えてても弾を当てる技術が無いと先に死ぬ。
VRゴーグル 視野角が広いメリットとは?
普通にモニターでゲームをするときに視野角が広い、狭いでそれぞれメリット、デメリットがあります。
では、VRではどうなのか?というと、VRの場合、視野角が広いに越したことはありません。なぜか?というと、VRで一番重要なポイントは没入感です。
現在のVRは、水中眼鏡を付けたような感じの視野が狭いですが、視野が広がればそれだけ現実に近くなるということなので、没入感も高まります。
視野角が広いと没入感が高まる
現状は視野角100度というのが平均的。PCのモニターと同じように、視野角が広がればそれだけ情報量が多くなるため、現状のスタンドアローン型VRのスペックでは不十分なのだと思われます。
PCのVRでも視野角110度が平均。しかし、頭一つ飛びぬけてる「VALVE INDEX」は視野角130度を実現してます。
まず最初に視野角の広さ。VIVEはどうしても双眼鏡をのぞき込んでいるような感覚が抜けなかったが、
これはシュノーケルゴーグルくらいの感覚になった。視野角の広さがVR体験に与える影響は非常に大きく、
没入感と現実感が遥かに高い。
でもって、視野角が狭いと周りを見るために首を動かす量が大きくなってしまう。
視野角が広いことにより、余計に首を動かすことが減って首への負担が減ったのもうれしい。次に、遠景のくっきり感にも驚いた。
私の中でVRというと、遠くの景色はボヤボヤで見づらいのが当たり前だった。
ところがvalve indexでは遠くの景色、人、敵、すべてがこれまでよりもはっきりと見え、
これもまた没入感の向上に大きく影響していた。アマゾン VALVE INDEX
やはり、視野角が広がればVRの没入感が高まるのは間違いないようです。
今後もVRは進化し続けるのは間違いありません。VRゴーグルの性能が上がれば視野角も広がると予想されます。
現実に近い視野で映像を見れるようになれば没入感も高まり、最終的にはフルダイブ型VRも実現可能になるそうです。
関連記事:oculus quest2で出来るゲームの容量はどれくらい?フォートナイトっぽいバトロワが面白そう!