最近テレビを見てると頻繁にバラエティ番組に出ているのがウルフアロン選手。
「引退したのか?」と思えるほどテレビに出まくって稼ぎまくってます。
ウルフアロン選手の階級は100kg級ですし、2019年には全日本柔道選手権に出場し優勝しています。
2021年の全日本柔道選手権にウルフアロン選手は出場しないのか?を調べました。
全日本柔道選手権にウルフアロン選手は出場しない?
日本柔道連盟の公式ページに、令和3年全日本柔道選手権大会の組み合わせ表が公開されています。
組み合わせのトーナメント表を見てみると、ウルフアロン選手の名前は無いので、どうやら今年は出場しないようです。
令和3年全日本柔道選手権大会は、4月29日に開催予定でしたが感染症の影響により、2021年12月26日に予定されています。
全日本柔道選手権ってどんな大会?
ウルフアロン選手がテレビに出まくって、「次の試合大丈夫か?」と思ったので色々調べました。
入ります!!タフパワータフパワータフパワータフパワー!tough power. https://t.co/rB5L0GrOAp
— ウルフアロン A.WOLF (@maronaaron0225) December 10, 2021
柔道の大会は1年中行われていますが、その中でも大きな大会はどれか?と調べると出てくるのが「全日本柔道選手権」
日本最強を決める大会
柔道は、東京オリンピックで、金メダル9個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得しました。
毎回、こんなにたくさん金メダルを取ることは無いですが、日本で生まれた武術ですし、日本が世界一と言える競技です。
つまり、日本で一番強い柔道家は、世界一強い柔道家。
じゃあ、「日本の現役の柔道家で一番強いのは誰か?」
というのを決めるが全日本柔道選手権大会。
日本の柔道家の中で最強を決める大会なので、他の大会とは違い階級制では無く、無差別級で行われます。
全日本柔道選手権で優勝すれば、日本最強であり世界最強。
全日本柔道選手権は、柔道家にとってはオリンピックに並んで憧れる大会と言われています。
全日本柔道選手権の歴代の有名な優勝者
ウルフアロン選手は、2017年に準優勝、2019年に優勝しています。
歴代で最も全日本柔道選手権で優勝しているのが、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕さんで、1977年~1985年まで9連覇してます。
歴代の重量級金メダル候補が出場
歴代2位は、プロレスラーとしても有名な小川直也さん。
1989年~1993年に5連覇。
翌年の1994年が3位で、1995年、1996年に2連覇して、計7回優勝していてめちゃくちゃ強い。
正直、ハッスルしてるプロレスラーというイメージしかなかったので驚きです。
1998年~2000年の間に3連覇したのが、引退後タレントとして活躍されている篠原信一さん。
2001年~2003年が井上康生さんで3連覇。
井上康生さんは、ブログで有名なタレントの東原亜希さんと結婚されています。
歴代の優勝者を見ても、その時代に重量級で最もオリンピックで金メダルが期待されていた選手たちが出場し優勝しています。
それを考えると、東京オリンピックで金メダルを取ったウルフアロン選手が出ないということは、日本最強を決める大会としては盛り上がりに欠けるかもしれません。
全日本柔道選手権の試合映像は、NHK放映・全柔連TVにてライブ配信予定です。