Netflixで攻殻機動隊SACの最新作、「攻殻機動隊 SAC_2045」が配信されています。
攻殻機動隊はいくつかシリーズがあります。
一つが、SACシリーズ、もう一つが、ARISEシリーズ。
攻殻機動隊 SAC_2045を見る前に、攻殻機動隊ARISE(アライズ)を見るべきか?
攻殻機動隊 SAC_2045の前にARISEは見るべき?
「攻殻機動隊 SAC」は大好きなので全て見てますが、「攻殻機動隊ARISE」は今まで見るのを躊躇してた作品。
Netflixでは、「攻殻機動隊ARISE」も全て見ることが出来、せっかくなので全話まとめて見ました。
ARISEを今まで見なかった理由
そもそも、「攻殻機動隊ARISE」を見るのを躊躇していた最大の理由が、声優や見た目が変わってしまっているということ。
前シリーズの「攻殻機動隊 SAC」があまりにも神がかっていた作品なので、「それを全て変えてしまうというのはいかがなものか?」ということで見るのを躊躇していました。
ARISEを見だすとすぐ慣れた
いざ、見てみると最初は違和感はありましたが、すぐに慣れました。
「久しく攻殻機動隊を見てなかった」というのがすぐに慣れた理由かもしれません。
「攻殻機動隊 SAC」→「攻殻機動隊ARISE」と期間を開けずに見ると、違和感は強いです。
ARISEは面白い?
個人的には面白かったです。
ただ、キャラデザインや背景のクオリティはイマイチと言われているので、そこら辺を気にする方は評価は下がるかもしれません。
話は普通に面白いと思います。
ARISEの後に昔の劇場版も見たのですが、クオリティのレベルが違い過ぎる。
1995年の作品なのでさすがにキャラデザインは古臭いですが、背景のビル群などのクオリティは凄まじい。
攻殻機動隊 SAC_2045の前にARISEを見るべき?
「攻殻機動隊ARISE」は公安9課が出来る前の話。
なので、時系列的には一番最初の話になるのですが、攻殻機動隊は、それぞれのシリーズでストーリー上の繋がりはありません。
攻殻機動隊はパラレルワールド
攻殻機動隊はパラレルワールドを描いた作品なので、同じキャラ、同じ設定でもそれぞれパラレルワールドの違った話。
なので、あえて見る必要もないと思います。
予習で過去作を見るならSACシリーズ
攻殻機動隊 SAC_2045は、「攻殻機動隊 SAC」シリーズの続編なので、攻殻機動隊を見たことないなら、「攻殻機動隊ARISE」より、「攻殻機動隊 SAC」シリーズを見るのがおススメ。
「攻殻機動隊 SAC」シリーズは3つ
SACシリーズ
第1弾『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』全26話
第2弾『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』全26話
第3弾『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』全1話長編
攻殻機動隊 SAC_2045はテレビシリーズの続編で、シーズン1は全12話。
続編のシーズン2配信も決定してます。
攻殻機動隊を見る際のポイント
攻殻機動隊を初めて見る方は訳がわからないと思います。
初めて攻殻機動隊を見たときは、全く理解できませんでしたが、世界観が分かるとめちゃくちゃ面白い。
初めて攻殻機動隊を見る方は、知っておくと理解しやすくなるポイントを簡単に紹介します。
攻殻機動隊はどんな世界なのか?
攻殻機動隊の世界は、電脳化が一般的になった世界。
電脳化というのは、簡単に言ってしまえば、脳みそがパソコンやスマホに改造された状態。
脳みそがパソコンと同じなので、どこでもネットを使うことが出来、テレパシーのように話せたり、他人が見てる映像を見れたり、他人の脳みそをハッキングしたりすることも出来ます。
攻殻機動隊は電脳戦
攻殻機動隊は、銃でドンパチやりあうより、電脳とネットを使った「電脳戦」が主軸となる話。
今でこそ、ネットが普及し、誰もがスマホを持ってる時代で「電脳戦」という不思議な戦闘を理解できますが、これを20年以上前に作品としてやってたのだから当時は本当に意味不明。
攻殻機動隊のゴーストとは?
「ゴースト」は攻殻機動隊でたびたび出てくる言葉。
他のシリーズのサブタイトルにも「ゴースト」という言葉が使われていて、攻殻機動隊の一つのテーマのようなもの。
「ゴースト」とは何なのか?というのを調べてみましたが、正直、意味が分かりません。
気になる方は調べてみてください。マジで意味が分からんから。
ゴーストとは魂?
個人的には、ゴーストは「人間が人間であるために必要なもの」と解釈してます。
わかりやすい言い方だと「魂」や「心」や「意識」など。
攻殻機動隊の世界では、「電脳化」が一般的に行われています。
サイボーグとロボットの違いとは?
機械化するのは脳だけでなく体も同じように機械化(義体化)する人も多く、主人公の草薙素子(少佐)などは全身義体化したサイボーグです。
全身義体化しているのにも関わらず、「少佐」は人間であり、AI(人工知能)の機械はロボットとして区別されています。
ロボットと人間では何が違うのか?というと、それが「ゴーストを持ってるか?持ってないか?」だと個人的には解釈してます。
あとがき
「攻殻機動隊 SAC_2045」を見る前に「攻殻機動隊ARISE」を見るべきか?というと、話の繋がりはないので見る必要はないと思います。
攻殻機動隊は、一度見て内容を理解できるような作品ではなく、何度も見て理解を深めることで面白くなる作品。
なので、「攻殻機動隊 SAC_2045」を見て面白ければ、公安9課設立のストーリーである「攻殻機動隊ARISE」を後から見るのも良いのではないでしょうか。
あと、攻殻機動隊を見るときは字幕を表示してみるのがおススメです。専門用語がめちゃくちゃ多い作品なので。
>【感想】攻殻機動隊 SAC_2045の感想 CGはしょぼいが話は面白い