ひぐらしのなく頃に『業』の続編である、ひぐらしのなく頃に『卒』が7月から放送中。
『業』を見て、「意味が分からない」となっていた方も『卒』を見ることで謎が解けて面白いですよ。
ひぐらしのなく頃に『卒』結末はどうなる?
1期「業」の18~24話の「郷壊し編」は、今までに無かった展開で「卒」も同じような展開が続くと思ってました。
しかし、「卒」の1話は「郷壊し編」の流れを引き継ぐことなく、雛見沢村から始まるいつものひぐらしでした。
1~2話は、旧作の22~26話の「罪滅ぼし編」のリメイクだったので退屈しながら見てたのですが3話の途中で「これは・・・」と気づきます。
ガチの人は、「鬼明し編」というタイトルを見て1話目から「卒」がどんな話なのか?というのは予想付いたと思いますが、個人的には3話まで全く気付きませんでした。
「卒」は「業」の解答編
ひぐらしのなく頃には「出題編」と「解答編」に分かれています。
1期の「業」は出題編で、「卒」が解答編になります。
3話見てようやく、「罪滅ぼし編」のリメイクではなく、1期「業」の「鬼騙し編」の竜宮レナ視点の話だということに気づきました。
このことに気づくと一気に見え方が変わります。
沙都子の暗躍
1期の最終話「郷壊し編」では、北条沙都子も世界がループしていることを知り、そして、ループを自在に使えるようになります。
「郷壊し編」が最終話になっているので、時系列的にも一番新しいものだと思ってたら、そうではなかったという話。
実は、1期「業」の1話目から沙都子はループの事を知っていて、裏で暗躍していたということが「卒」の「鬼明し編」で判明します。
ひぐらしのなく頃に「卒」の結末は?
1期の「鬼騙し編」では、古手梨花が前原圭一に助言し、悲劇を回避出来そうになります。
しかし、竜宮レナが雛見沢症候群を発症したことで圭一を刺してしまい、結局、悲劇的な結末に終わります。
1期の「鬼騙し編」を見ただけでは、「なぜレナが急に雛見沢症候群を発症したのか?」というのが謎でしたが、「卒」で、沙都子がレナに注射打ち、強制的に雛見沢症候群を発症させているということが判明します。
「卒」の大筋の流れとしては、悲劇を回避し、ループから抜け出して雛見沢村を出たい古手梨花と、梨花を雛見沢村から出さないために暗躍する沙都子という展開。
「卒」を見る前だと、「業」の17話は沙都子が雛見沢症候群を発症してだけに見えましたが、時系列を考えると、また違った見え方がしてきます。
「業」の17話は、時系列的には「業」の最終回です。
関連記事>【時系列】ひぐらしのなく頃に業・卒の時系列 業・卒が「解」の続編である理由
17話では、梨花が雛見沢村を出ることをあきらめた途端、今までの惨劇が嘘のように平和に過ぎていきます。
そのことに違和感を覚えた梨花が、何か別の力が働いていると感じ、トラップを仕掛けたと予想されます。
沙都子はまんまとトラップに引っかかってしまい、沙都子がループの能力を使ってるとバレたのが「業」の第17話。
そこから先どうなるか?というのは予測不可能ですが、沙都子が拳銃を持ってることから、すんなり諦めてくれそうにはありません。
ループを抜け出すカギは鬼狩柳桜
1期「業」14話「猫騙し編 其の壱」で、羽入が力を使い果たし消えますが、消える前に「最も重要で最も忌なる力を持つもの」として梨花に伝えるのが「鬼狩柳桜(おにがりのりゅうおう)」
鬼狩柳桜は「繰り返すものを殺す剣」で、「祭具殿にある立像の中に隠されている」と羽入は梨花に伝えて消えてしまいます。
しかし、祭具殿に行くと剣は無くなっていて、梨花は絶望しますが、立像の中でキラリと光るものがあり、鬼狩柳桜の破片であろうものを見つけます。
今後、あの破片がどう使われるか気になるところです。