櫻坂46のメンバー原田葵さんが、再来年(2023年度)のフジテレビアナウンサーに内定したと話題になっています。
原田葵さんは、まだ櫻坂46の現役メンバーでアイドル活動を続けていますが、ファンには一切知らせていなかったそうです。
そのため、ファンにとっては寝耳に水で戸惑いの声が上がっています。
最近は、アイドル出身のアナウンサーが増えてきましたが、やはりコネ入社なのか?
アナウンサーになるためにはどのような試験があって、倍率はどの程度なのか?を調べました。
フジテレビのアナウンサーの試験
原田葵さんは、櫻坂46に改名する前の欅坂46の初期メンバー。
頭が良いことが有名で、くりぃむクイズ ミラクル9などのクイズ番組にも多数出演しています。
アナウンサーとして、テレビ朝日からも声がかかったそうですが、内定したと言われているのがフジテレビです。
フジテレビのアナウンサーになるためにはどうすれば良いか?というのが、フジテレビの公式ページで紹介されています。
アナウンサーの試験内容
試験は5つ。
①エントリーシートの提出
②第1次試験
③カメラテスト
④局長面接
⑤役員面接
①エントリーシートの提出
エントリーシートが通過すると、一般常識のオリジナル試験が行われます。
②第1次試験
アナウンサーとテレビ番組のプロデューサーなど、制作担当者による面接。
面接時間は10分程度の個人面接が行われます。
③カメラテスト
実際に使用しているスタジオでカメラ映りや話し方などをチェック。
④局長面接
各セクションの責任者との面接。
⑤役員面接
会社の責任者との面接。
コネは無くても現役アイドルは強力な武器
アナウンサーになるための試験は、一般常識の筆記試験もあるようですが、基本的には面接。
第1次の面接が終わった後は、カメラテストで実戦形式のテストを行い、続けてお偉いさんとの面接。
試験が進むたびに、面接官も偉くなっていくので、それに伴い緊張感が増していくのが想像できます。
最近は、元アイドルのアナウンサーが多いので、「やっぱりコネがあるのか?」とも思ってまいます。
しかし、試験内容を見ると、面接と実戦形式なのでコネは無くても、カメラの前で仕事をしていたというキャリアは強力な武器。
原田葵さんは15歳で加入し、現在は21歳。
既に、6年のキャリアがあるわけで、他の受験者と比較しても圧倒的に有利な立場で戦えるのは間違いありません。
フジテレビアナウンサー試験の倍率
フジテレビの採用人数は30人程度ですが、応募人数は2~3万人と言われていて、倍率は約1000倍。
採用人数が30人と言っても、フジテレビの全体の採用人数が30人ということで、アナウンサーはその中でもごく少数。
応募してきた中に、元女流棋士の竹俣紅さんや、櫻坂46の現役メンバー原田葵さんの名前があったら、よほどの経歴や自己アピール力がないと勝つのは難しい。
既に、アイドルからアナウンサーに転職するという実績はあるので、今後もアイドルやタレントがアナウンサーを目指す方は出てくると思います。
それを考えると、中学生や高校生の時から何らかの活動をしていないと、アナウンサーを目指すのは難しい時代になったのかもしれません。
櫻坂46を卒業
フジテレビに内定したということで、原田葵さんが櫻坂46を卒業するのは既定路線。
普通なら、アイドルを卒業すると露出度は一気に減りますが、原田葵さんはアナウンサーということなので、これからもテレビで見る機会も多くなりそうです。