「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」略して「悪ラス」は、2022年10月の秋アニメ枠で放送中。
1話目を見てみましたが、冒頭からどこかで見たような展開で、「はめふらのパクリ」という意見も多いです。
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は、はめふらのパクリアニメなのか?
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」ははめふらのパクリ?
1話冒頭、お城の中で行われているパーティーで、いきなり婚約破棄を言い渡される主人公。
何のことか意味が分からない主人公でしたが、すぐに、その世界が自分が元居た世界ではないことに気づきます。
そして、すぐに今いる世界が、乙女ゲームの中の世界で、主人公の恋路を邪魔する存在である「悪役令嬢アイリーン」へ転生していることを自覚します。
「悪役令嬢アイリーン」に転生していると自覚した主人公は、このまま物語が進むと最終的には破滅(死亡)してしまうということを思い出します。
主人公は、自分が破滅することを阻止するために奮闘するという物語です。
「悪ラス」の設定が「はめふら」の設定とほぼ同じ
「悪ラス」の第1話を見た方で、「パクリ」と感じた方は多いと思います。
何のパクリと思われたのか?というと、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」というアニメ。
通称「はめふら」
「はめふら」は、続編、映画も作られるぐらい人気なので見たことがあるという方は多いと思います。
「はめふら」の設定とほぼ同じ
「はめふら」も、主人公が乙女ゲームの中の悪役令嬢に転生し、バットエンドを阻止するために奮闘するという話です。
「悪ラス」も「はめふら」も、ほぼ同じ設定なので「パクリ」と言われてもしょうがないレベルです。
パクリではなく悪役令嬢がテンプレとして確立
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は、元々「小説家になろう」に連載されていて、その後、文庫本、漫画、アニメとヒットしてきた、いわゆる「なろう系」の作品。
なろう系では悪役令嬢はテンプレ
「なろう系」はアニメでしか見たことがないので知らなかったのですが、「乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、バットエンドを阻止するために奮闘する」という設定は、なろう系作品のテンプレとして確立しているようです。
その証拠に、「悪役令嬢」と検索すると、山ほど似たような作品が出てきます。
なろう系作品を見ない方からすれば、「悪役令嬢」という設定はあまり見慣れていませんが、もはや、「勇者」や「冒険者」などと同じような確立された設定と考えたほうが良いかもしれません。
「悪役令嬢」の設定の元祖作品は?
「悪役令嬢」と検索すると、山ほど似たような作品が出てきます。
どれくらいあるのか?というと、数十とかのレベルではなく、数千という単位で「悪役令嬢」の作品があるそうです。
「どの作品が悪役令嬢の元祖なのか?」と気になるところですが、あまりにも数が多すぎて、どの作品が元祖なのかは分からないらしい。
なので、そもそも「はめふら」も、他の悪役令嬢作品の設定を参考にして考えられた作品と言えます。
一般的に知られたのが「はめふら」
一般的に、悪役令嬢という設定が知られるようになった作品は、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」です。
なろう系作品をよく見る方にとっては「悪役令嬢」はありがちな設定なので、「悪ラス」を見ても、今更「パクリ」とも思わないかもしれません。
しかし、一般的には「悪役令嬢」という設定はあまり見ません。
他に似たような作品が無く、比較対象がどうしても「はめふら」になるため、「悪ラス」は「はめふらのパクリ」と感じる方は、多くなると思います。
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」はつまらない?
個人的には、「つまらない」とは感じなかったので、普通にこの先も見続けると思います。
ですが、「つまらない」と感じる方も多いと思います。
「つまらない」と思う理由は、いくつか考えられます。
・そもそも異世界転生ものが嫌い
・「パクリ」なので見ない
・話が面白くないので見ない
そもそも異世界転生ものが嫌い
「異世界転生」と聞くだけで「嫌い」「面白くない」と感じる方も多いです。
異世界転生ものは、平凡で何のとりえもなかった主人公が、異世界に転生しただけでやたら強くなったり、やたらモテモテになったりとご都合主義の作品が多いのが特徴。
それが、作者の願望や妄想だと考えると、なんだか見る気が失せるのは分からなくもない。
個人的には、作者のこととか深く考えないので、「異世界転生ものだから・・・」と意識することがなく、それが、普通に楽しめている理由なのかもしれません。
「パクリ」なので見ない
「はめふら」を見たことがある方で、「なろう系」の小説や漫画を見ないなら、「悪ラスは、はめふらのパクリ」と感じると思います。
「悪役令嬢」という設定は、「勇者」や「冒険者」などのように、確立された設定だと考えると、パクリだと感じずに楽しめるかもしれません。
ただ、序盤の設定が似たアニメは、その後も、どこかで見たことがある展開になりがちなので、「退屈」と感じる可能性は高いと予想出来ます。
話が面白くないので見ない
「悪ラス」の設定が、「はめふら」とほぼ同じなので、どうしても既視感は感じると思います。
既視感のある作品は先が読めてしまうので、「つまらない」と感じる方は多いです。
個人的には、既視感があっても楽しめますが、1話目を見てそれ以外のところが気になりました。
話の展開が速すぎる
1話を見て気になったのは、展開の速さ。
原作を読んでなくても感じる、端折ってる感。
乙女ゲームの中に転生⇒婚約破棄⇒状況把握⇒このままだと破滅することを理解⇒破滅を阻止するための方法⇒魔王に出会う・・・
通常なら、1話丸々使ってもよさそうなストーリーですが、たったの6分で終わります。
途中、オープニング曲を挟むので、大体5分程度で魔王と出会うのですが、さすがに展開が速すぎる感は否めません。
ダラダラ話が進まないアニメより、サクサク進む方が好きなので2話以降も見れますが、ここまで展開が速すぎると「つまらない」と感じる方は結構多いと思います。
>アニメ「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」のテンポが速すぎ
>アニメ悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 登場人物の解説