ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(じょうづかひすい)は、2022年10月から日本テレビ系列で放送中。
放送時間は、毎週日曜夜10時30分~
原作が、ミステリー賞を総なめしたベストセラー小説ということで話題のドラマです。
ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』のあらすじと、感想を紹介します。
ドラマ霊媒探偵・城塚翡翠のあらすじと感想
ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』は、霊媒師の城塚翡翠(清原果耶さん)と推理作家の香月史郎(瀬戸康史さん)が協力して事件を解決していくドラマ。
翡翠は霊的なものが見えたり、死んだ人の魂を憑依させることが出来、事件の真相を聞くことが出来ます。
しかし、事件の真相を知っただけでは犯人を逮捕することは出来ません。
犯人逮捕に必要なのが物的証拠で、物的証拠を見つけるのが推理作家の香月史郎。
香月は、翡翠の見たものをヒントに論理的に物的証拠を見つけて犯人を追い詰めます。
霊媒探偵・城塚翡翠 第1話のあらすじと感想
第1話のサブタイトルは『Iced Coffee』
第1話のあらすじ
倉持結花(田辺桃子さん)は「泣いている女が自分を見ている」という奇妙な夢に悩まされていて、先輩である香月史郎(瀬戸康史さん)と共に、霊媒師城塚翡翠(清原果耶さん)のもとを訪ねます。
相談を受けた翡翠は、相談内容から倉持結花の身の危険を察する。
詳しく調べる必要があると感じた翡翠は、倉持結花の自宅を尋ねることを約束します。
約束の日に、翡翠と香月は倉持結花の自宅を訪ねますが、そこには血を流し横たわった倉持結花の姿が・・・
第1話の感想
推理ものは大好きなのでよく見るのですが、『霊媒探偵・城塚翡翠』は面白かったです。
しかし、証拠隠滅に使われた隠蔽工作がよくあるトリックで「あれ?」と思った方は多いようです。
『メガネの破片の件…金田一でもあったよね』
『霊媒探偵 城塚翡翠のメガネの件は金田一少年の事件簿で出てた気がするけどな』
『犯人がメガネを割ってそれを隠すためにコップや窓ガラスを割る手口はよくある』
『「霊媒探偵・城塚翡翠」は、割れたグラスの中にメガネとか、かなり古いドラマでよく見たアリバイ崩しを使っていたのはガッカリだったな。』
個人的に、謎解きに目新しさはそこまで必要ないと思っていますが、さすがに金田一少年の事件簿と被るのはどうかと思います。
金田一少年の事件簿が放送されていたのが、今年の4月~7月で、放送時間帯が、日テレ日曜夜10:30~
『霊媒探偵・城塚翡翠』の前前作のドラマが『金田一少年の事件簿』ということなので、同じトリックを使えば既視感は強い。
また、「ミステリー賞を総なめしたベストセラー小説の実写化!」と宣伝しているので、「その程度か・・・」と、期待を裏切られた感も強いと思います。
関連記事>霊媒探偵・城塚翡翠は面白い?つまらない?謎解きがパクリと言われる理由
霊媒探偵・城塚翡翠 第2話のあらすじと感想
第2話のサブタイトルは『Grimoire』
第2話のあらすじ
香月の知り合いである、怪奇推理作家の黒越篤(阪田マサノブさん)の依頼で、「水鏡荘」という別荘を訪れる香月と翡翠。
依頼内容は、「水鏡荘」に出現する幽霊について調べてほしいというもの。
幽霊の出現を待つ香月と翡翠でしたが、その間に依頼人である黒越篤が何者かに襲われ死亡します。
香月と翡翠が見守る中、犯行は密室で行われた・・・
第2話の感想
第1話と違い、犯人が冒頭で分かってしまう、古畑任三郎スタイルでストーリーが進みます。
事件は洋館で起こるので、いかにも推理ドラマという雰囲気で良かったです。
話自体は、至って普通の推理ドラマという感じでしたが、CM前の提供画面で気になるテロップが。
・ミステリー賞5冠獲得!
・この物語・・・すべてが、伏線。
第2話は、手の込んだ話ではなかったので、「この物語・・・すべてが、伏線。」というのは、第1話~最終話を通しての話だと思います。
詳しくは別の記事に書きました。
関連記事>ドラマ霊媒探偵・城塚翡翠 伏線回収?ネタバレじゃなく考察
霊媒探偵・城塚翡翠 第3話のあらすじと感想
第3話のサブタイトルは『Scarf』
画像引用 霊媒探偵・城塚翡翠公式ツイッター
第3話のあらすじ
香月がサイン会を行っていると、高校生の藤間菜月(當真あみさん)が、香月に「自分の高校で起こってる連続事件を解決してほしい」と依頼します。
香月は、刑事の蛯名海斗(須賀健太さん)に協力してもらい、翡翠ともに連続事件の起こってる高校へ行くことに。
事件現場に行くと、翡翠が降霊術を使い「同じ高校の3年生の女子」と犯人を特定する・・・
第3話の感想
第3話も、第2話に引き続き、翡翠の降霊術で冒頭に犯人が特定されます。
降霊術では、「同じ高校の3年生の女子」ということしか分かりませんが、蓮見綾子(井頭愛海さん)と、藁科琴音(長澤樹さん)の2人しか条件に合う人物はいません。
翡翠の降霊術が万能ではない、というのであれば、「裏をかいてんじゃないか?」などと疑いながら見れますが、物語は淡々と進みます。
正直、退屈と言えば退屈ですが、「この物語、全てが伏線」ということなので、「どこが伏線なのかな?」と疑いながら見てるので意外と面白かったです。
物語は淡々と進むので、1話完結の話というのであれば、「微妙」という評価になるのかもしれません。
霊媒探偵・城塚翡翠 第4話のあらすじと感想
第4話のサブタイトルは『VS. Eliminator PartⅠ』
第4話のあらすじ
透明な悪魔による連続事件の9件目が発生。
遺棄現場に鐘場正和(及川光博さん)が普段食べているフリスクが落ちていた。
事件現場に残っていたフリスクや鐘場の過去から、雨野天子(田中道子さん)は、「鐘場が透明な悪魔ではないか」と疑って調べ始める。
同時に、翡翠の霊能力により、香月と翡翠も鐘場を疑い調べ始める・・・
第4話の感想
第4話は、第3話までとは違い、最初から最後まで「透明な悪魔」を追い続けます。
鐘場だけでなく、第3話から登場する蛯名海斗(須賀健太さん)も怪しげな行動をとるようになり、全てのキャラが色々と怪しく見えるような演出。
何よりも衝撃的なのが、第5話の予告。
第5話予告では、次回が最終話。
第5話の予告については、別の記事に詳しく書きました。
>【最終話】霊媒探偵・城塚翡翠が打ち切り?5話が最終話!第6話以降も続く?
霊媒探偵・城塚翡翠 第5話のあらすじと感想
第4話のサブタイトルは『VS. Eliminator PartⅡ』
第5話のあらすじ
第4話で、刑事の鐘場が犯人と特定されましたが、冒頭で覆されます。
また、怒涛の展開によりこれまでの伏線が回収されていきます。
感想などは別の記事で詳しく書きました。
>【第5話ネタバレ注意】ドラマ『城塚翡翠invert』のあらすじ 続編?未回収の謎は?